ハラビロカマキリの仔/ジャノヒゲの種/チオノドクサ
一雨毎に草木、特に”雑草”が急成長する春昨今。
●ハラビロカマキリ(?)の仔:
午前中草取りや鉢の片付けをしていた折、鉢受けにしていたプラスチックの皿に、茶色で大きさ10mmほどのカマキリの仔がいるのを見つけました。
今シーズン初見です。
(4月21日)
たぶんハラビロカマキリの子供だと思うのですが。
以前にも3月下旬に見かけた記録があるので1ヶ月以上遅い初見です。
何処かで大量に孵化した後に、集団が散りぢりになって風に飛ばされてやって来たのでしょうか。
・あちらこちらに増えすぎた園芸種ハナニラです。
一度には出来ないので、何回かに分けて引き抜き処分を進めていますが、どうしてこんなに増えるのか・・・
●ジャノヒゲ(別名リュウノヒゲ)(ユリ科ジャノヒゲ属):
二十年以上も昔のことです。
ハイキングに行った里山の林縁に群生してきれいな藍色の種が沢山ついていたのを、少し採取してきました。
それを日陰になる庭の片隅に播いたものが発芽して成長し、その後どんどん増えてしまいました。
環境さえ合えば増えすぎて困るほど、丈夫な常緑多年草です。
今春は、その大株の上に、更に丈夫な園芸種のハナニラが覆い被さって繁茂したため、ハナニラを抜き取っていたら、その下から本種の大株が出てきました。
そして、その細長い葉の塊をハサミで“散髪”していたところ、短くなった株の根もとに瑠璃色のきれいな種がついた花茎が三本出てきたので記念撮影したものです
大株に育つと、花茎も瑠璃色の種も葉に覆い隠されていて、長い葉をかき分けて株元を覗いてみなければ、目にすることがほとんどありません。
●シラー(Scilla)(ユリ科ツルボ属):×→チオノドクサ
別の片隅に増えていたジャノヒゲの大株の中からを突き抜けるようにして生えて来たのは、やはり園芸種の「シラー」×→チオノドクサでした。
こちらは増えることもなく、消え去ることもなく、忘れたように一株だけ出てきます。
※原産はユーラシア大陸などの耐寒性球根(多年草)。
園芸品種として多くの品種が市販されています。
品種によって花の大きさ、形,開花時期などが異なります。
主な品種の開花期は3~6月
小型の品種の草丈は5~20cmほど。
ついでに。
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