クビキリギス(♂)
本日の関東は、冷たい低気圧の通過のせいで、当地も終日冷たい雨が降り、最高気温は10℃に届かず、冬に逆戻り。
おかげで『沈殿』。
まったくの余談ながら、
『沈殿』とは、です。
半世紀以上昔の若かりし頃、登山者も少なかった山登りで、悪天候に見舞われて動くことが出来ず、終日、テントに閉じ込められてひたすら天候の回復を待った日の行動日誌には、一言、 ○月×日:『沈殿』 と表記していました。
もう山登りなど出来ませんが、いまでもその様な表現が使われているのかしらと、ふと思いついて暇つぶしにネットで検索してみました。
そして、見つかりました。
「まったり山楽会ホームページ」 ( http://mattari.sunnyday.jp/KnowLedge/TozanYougo.html#ta
)
「山の雑学」→”登山用語”の項に記載がありました。
『沈殿(ちんでん)』:→山中で悪天候のために山小屋やテントから動かずにいること。
ただそれだけですが、何か懐かしい想いでした。
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●クビキリギス♂:
昨日は晴れて暖かい1日でした。
汗をかきながら、蔓延りすぎた園芸種球根植物のハナニラを思い切り引き抜いて処分しました。
片付けをした後の整地や水遣りをしていた時に、日陰のヤブランの上にピョンと跳ねた茶色のものが居ました。
傍に寄ってみると褐色型のクビキリギスでした。
じっとして動かないので、掴まえて見ると産卵管がないので、♂の越冬成虫だったようです。
1月はじめには緑色形の♀を見つけていましたが、たぶん同じように物陰で越冬yしていたのでしょう。
日当たりのハナニラの上に乗せるとしばらくじっとしていましたがやがてゆっくりと物陰に隠れていきました。
♀は無事に冬越しできたかどうか。ともかく安定して暖かくならない昨今では、まだ不活発のようです。
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