5月の田圃で:ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ
人間界にはきな臭い風が吹いているものの、自然界には薫風が吹きわたり、光あふれる季節。
「立夏]を前にもう夏日が続いています。
ゴールデンウイークの最中、近くの田圃では農作業が忙しく行われています。
そんな中、鳥達が入れ替わり立ち替わりやって来ます。
●ツバメ(ピンぼけですが・・・):
夫婦のツバメが交互にやって来ては巣作り材の土や枯れ草を運んでいました。
行き先を目で追うと、なんと一番近くに新築されたお宅の玄関に、完成間近になっているこちらも”新規造営中”の巣がありました。
まさに食住近接の生活環境と言えるところで、子育てにも最適。
理解のある人のお宅に恵まれて、良いツバメ家庭が出来ることでしょう。
●ハクセキレイ:
畦道や代掻き前の田圃にやって来て、餌を獲るハククセキレイ。
・畦道にやって来た1羽。
・やがて草陰でガを掴まえ、翅をちぎってから食べていました。
(画像はクリックで拡大します。)
・代掻き前の田圃に降りて餌をさがす別の1羽。
何かの蛹のようなものを見つけ出して食べていました。
●セグロセキレイ:
代掻き前の田圃にやってきて餌をさがしていた1羽です。
※ハクセキレイとセグロセキレイ:
遠目にはハクセキレイとセグロセキレイの区別は難しいです。
ハクセキレイもセグロセキレイ両者ともに背中は黒色なので見分けは出来ません。
しかし、近くで見られる時には、顔の部分を比較すると、頬(目の下)の白いのがハクセキレイ、頬の黒いのがセグロセキレイとして、容易に区別できます。
過眼線(野鳥の嘴の元から眼を通る細い線のこと)を挟んで上下ともに白いのがハクセキレイ、下(頬)が黒いのはセグロセキレイと解説されています。
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