クロボシツツハムシ、クロチビミズアブ、ハコベタコゾウムシ、バラシロヒメハマキ他
遅ればせながら、4月下旬から5月初旬のゴールデンウイーク中に、散歩コースその他で見かけた昆虫類の一部記録。
●クロボシツツハムシ(ハムシ科):
草原に生えたイタドリの葉上にいたもの。
大きさ5mmほどで、赤色の上翅に黒色紋がある、寸胴体型のハムシ。
出現時期は4~8月、分布は本州、四国、九州。
(撮影4月26日)
●クロチビミズアブ?(ミズアブ科):
草原のイネ科雑草の葉にとまっていたもの。
黒色で翅の色とのコントラストが明瞭でした。写真はこの1枚だけで、情報が少なく、名前は間違いかも知れません。
大きさ3~5mm。 出現時期は4~8月。
(撮影は 4月25日)
●ハコベタコゾウムシ?(ゾウムシ科 ハコベタコゾウムシ):
草地のイネ科の雑草葉上に静止していました。
画像は1枚だけで、情報が少なくて、名前は間違っているかも知れません。
(撮影4月26日)
●アジアイトトンボ:
近年、フィールドの自然環境も変わり、個体数はめっきり少なくなりました。
今シーズンの初見は4月27日。
池の傍の草地で見かけた1個体のみ。
同属のアオモンイトトンボによく似ていますが、アオモンイトトンボの青紋は腹部第8節にあるのに対して、アジアイトトンボはやや小さい体長29mmほどの華奢な体つきで、腹部の青紋は第9節にあります。
なお、未成熟なメスはオレンジ色をしていますが、成熟するにつれて緑色になります。
池沼や湿地、休耕田などの挺水植物が茂る岸辺近くによく見られます。
出現時期は4~11月、分布は日本各地。
●シオカラトンボ♀:
同様にトンボ類の姿は少なくなりました。
今シーズン初見は5月5日。草原や農道端などで、雌の個体のみ。
●バラシロヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科):
庭のミニバラの害虫防除作業中に、株の間から数匹がパラパラと飛びだして、近くに止まったその1匹。
毎年繰り返しです。
(撮影5月1日)
大きさ(開張)13.5~19..5mm。前翅後半が白いヒメハマキ。
前翅後方に特徴的な褐色の紋があります。
幼虫はバラ、ノイバラ、ハマナスなどの葉を食害します。
出現期時期は5~7、9月、分布は日本各地。
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