ムナグロ(旅鳥)
●ムナグロ(旅鳥):
旅鳥の「ムナグロ」が、今シーズンもゴールデンウイーク後半に、早苗がそろった水田地域を通過していきました。
5月6日、散歩コース沿いで田植えが終わったばかりの1枚の田圃に10羽ほどの少数の群れが点々と降りて、餌をついばみながら歩いていました。
(以下の画像はクリックで拡大します。)
・また少し遠くの別地域にある大きな田圃では、60羽ほどの集団が降りていて、やはり餌をついばんでいる様子でした。
・いつもながら、成鳥は真っ黒い顔のせいで、目がどこにあるのか分からない写真しか撮れないことがほとんどですが、たまたま一番近くまでやって来た1羽が畦ぎわで立ち止まり、ふと上空を見上げた時の1枚に、真っ黒い大粒の瞳が写っていました。
ムナグロは、10年来、かなり正確に、5月初旬に当地の田圃域を通過して行く、薫風の季節を知らせる旅の使者です。
通過中に連続して観察出来るのはわずかに数日間だけです。
秋の旅で通過する姿は10年間、一度も観察できた事がありませんから、往路と復路は別ルートのようです。
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