ヒバリ、ヒシバッタの仲間
旧聞になりましたが、去る7/4夜、先の台風3号の影響を受けた当地でも,短時間ながら強い雨が降り、翌日、調節池の水位は予想以上に上がっていました。
水表面積はぐんと広がり、運動広場としても利用されている草原は全面水没。
広がった水面上を餌を求めていつもより多くのツバメが飛び交い、普段草原で暮らしていたヒバリは住処を追われて、多数が堤防斜面や遊歩道上にウロウロしていました。
また水没した草原で、飛ぶことが苦手で、地表を徘徊して暮らしている地表性の昆虫類や、浅い地中で(土中に巣穴を掘って、土壌生物や生きた植物の根を食べて)暮らしていた昆虫仲間にとっては、大きな災難だったことでしょう。
水没しているコンクリート階段の下まで降りていくと、水際に集まって浮遊している枯れ草茎の上や、接触したコンクリート上には色々な昆虫類が慌てふためいている様子がありました。
しばらく階段に腰を下ろして、目にした出来事などを、以下に少しずつ記録します。
●ヒシバッタの仲間:
災難があっても翅で飛ぶことはなく、跳びはねて逃げるだけ。
普段は草原の背景色に紛れて目に付きにくい、小さなバッタです。
・ヒシバッタ
”早めの避難”をすれば助かります。
・ハネナガヒシバッタは名前の通り長い翅があり、短距離なら飛ぶことができます。
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