アカバナユウゲショウ(白花)/ミナミヒメヒラタアブ
記録的な長雨ということで、当地では来週22日頃まではお日様マークが付かない天気予報。
そのせいで、例年、近郊の早生品種の田圃では、お盆休み前から始まる大型コンバインによる稲の収穫作業がまだ始まっていません。
今日だけは、一時的に霧雨の時間帯がありましたが、ほぼ終日蒸し暑い曇天。
運動のため、自転車で公園まで往復。
公園の角地で白花のアカバナユウゲショウ咲いているのを目にして撮ってきました。
●アカバナユウゲショウ(白花)(アカバナ科マツヨイグサ属):
今シーズンは、初夏の雑草刈取り作業後にすぐに伸長してくる雑草もなかなか伸び出さないような天候が続いていました。
その後の7月下旬くらいから断続する長雨のおかげなのかどうか、他の雑草が殆ど生えていない歩道境界縁石の隙間に一列になって、珍しい白花のユウゲショウが“選択”的に開花しているのを見かけたものです。
花径10~15mmの小さな花で、白花は遠目には殆ど目立つことがありません。
・ミナミヒメヒラタアブ♀:
しゃがみ込んで花を撮っていたところに,花径の半分くらいの体長の(たぶん)キタヒメヒラタアブ(あらためミナミヒメヒラタアブ)がやって来て、熱心に花粉を舐めていました。
※アカバナユウゲショウ(淡紅色花)は散歩コースの水田地域にごく普通に繁殖していて珍しくありません。
(5月初旬撮影)
珍しい白花は毎シーズン、公園敷地と公道境界草地の一角に生えてきます。
※アカバナユウゲショウの花は葉笨に単生し、花径は10~15mmで、花弁4個、淡紅色で紅色の脈があります。(白花もあります)。
雄ずいは8個で葯は白色、雌ずいは1個で先は4裂し、列片は花の大きさに対して大型です。
和名の由来は夕方から咲くことによるとされていますが、昼間から咲いています。
花期は5~9月。北アメリカ南部から南アメリカ原産地の多年草で、日本へは明治時代に観賞用として輸入されたものが、現在は野生化し、本州の関東地方から西に分布。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81200.html
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