稲刈り/シオカラトンボ共食い
9月の始まり。
公園の林地では,ニイニイゼミはもちろん、アブラゼの声は少なくなって、中にはまだミンミンゼミの声も混じって聞こえていますが、もっぱらツクツクボウシの大合唱になりました。
また近隣の自然林保全地ではヒグラシの声が多く聞かれるようになりました。
当地の気温はこのところ一ヶ月ほども行きつ戻りつと、乱高下するおかしな天候。
また先月末から小笠原諸島付近に居座り続けていた台風15号も、このあと明日(2日)からは北寄りに進路を変え、速度を速めて日本の東を北上するとの予想。
ともかく変調の続く自然界ですが、世界の人間界にも何か文字通り人為的な変調ばかり起きている感じのする昨今です。
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近郊で、例年より遅れていた稲刈りが始まっていました。
これまでなら、稲刈り時期より早めに近くまでやって来て、,稲刈りが始まった田圃があると、待ち構えていたようにコンバインにまとわりつくチュウサギの姿を普通に見かけたものでしたが、本日は1羽も見かけませんでした。
これも異変?
●稲刈り始まる。
刈り取りが始まった稲田の道路反対側に、これまで見たこともないほどの雑草に埋もれていた稲田があって、聞くところによると「飼料用米」の田圃だという。
はじめて知りました。
●シオカラトンボ:
・刈り取り前の稲田や周辺にはシオカラトンボが世代交代の儀式をしている姿がよく見られます。
●シオカラトンボの共食い:
たまたま、目前を横切って、何かを咥えて稲にとまったシオカラトンボがいたので、望遠レンズでのぞいてみたら、シオカラトンボ♂が貪っていたのは、なんとシオカラトンボ♀。
初めて記録したシオカラトンボ共食いの光景でした。
(画像はクリックで拡大します。)
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