戸隠周辺の植物③オオカニコウモリ
ここからは、随神門から奥社に到る巨杉並木参道の途上で見かけた植物です。
晴天の日中にもかかわらず、巨杉並木参道沿いの林縁には直射日光は殆ど入りません。
視覚的にはさほど暗くは感じませんでしたが、コンパクト・デジカメはスローシャッターでしか動作しないほどに薄暗い林縁だったようです。
そのせいもあってすべて手ぶれ画像ばかりになりました。
まずは初めてブログ登場のオオカニコウモリです。
●オオカニコウモリ(キク科コウモリソウ属):
・画像を見てはじめて、緑色のイモムシ(ガの幼虫?)が花にくっついているのに気付きました。
※山地の林縁や、やや湿った林床などに生える多年草で、群生することが多い。
草丈は30~100cmになる。
葉は大きく、5角形に近い腎形で幅9~27cm。粗い鋸歯があり、互生して付く。
花期に50~80cmほどの花茎を出し、その先の花序にやや散房状に白色の頭花をつける。
頭花は5~6個の小花からなる。小花は長さ8mmほどで、すべて両性花の白い筒状花が5つほどまとまって総苞に包まれている。
花期は8~10月、分布は本州(東北地方から中国地方に至る)日本海側。
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