ムモントックリバチ、フタモンアシナガバチ、イボバッタ、ホタルガ、バン若鳥
目新しくもありませんが、10月初旬、撮っていた画像で、処分前に記録のための記録に。
●ムモントックリバチ:
農道に自生したニラの花がほとんど終わり、結実が始まっていた草叢にチョウや甲虫その他の昆虫類が集まっていました。
その中の一つ。
※ムモントックリバチ(ドロバチ科):
体長13mmほど。
泥土でトックリ型の巣を作ります。出現時期は7~10月、分布は日本各地。
ミカドトックリバチとは背中の黄色い紋様が異なります。
※フタモンアシナガバチ(スズメバチ科):
大きさ(全長)14~18mmの小型のアシナガバチ。
腹部第2節に2つの円紋があるのが特徴。攻撃性はあまりなくおとなしいハチです。
触角の先端がくるりとカールしているのが♂。
出現時期は3月~10月、分布は日本各地。
●イボバッタ:
小さいことと、地面に静止していると隠蔽色になって、とにかく分かりづらく、撮影もしにくいバッタです。
※体は灰褐色と暗褐色のまだら模様で、少しボコボコした感じがある小型のバッタで、胸部背面にあるイボ状の突起が特徴的。
大きさ(翅端まで)♂24mm前後、♀35mmほどと小さい。
出現時期は7~11月、分布は本州、四国、九州。
●ホタルガ:
9月~10月初めにかけて、住宅街近辺になぜか多数飛び回っていたホタルガ。
わが家にも数回飛来して、ホトトギスの葉に止まっていたり玄関先の外壁に止まっていたりしました。
※前翅長は25~30mm。触角は櫛歯状で、頭部は赤く、それ以外はつや消しの黒で、前翅の先端近くに斜めに走る白い帯紋がある。なお幼虫の食葉樹はサカキやヒサカキなど。(ご近所のお庭には”ヒサカキ”があります。)
出現時期は5~6/9~10月初旬、分布は日本各地。
●バン若鳥:
留鳥です。
少数ですが、毎年10月には、川に若鳥が移動してきて、額板が赤くなり、つがいを形成する春先まで川筋で暮らしていきます。
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