身近な秋の雑草の花とチョウ、トンボ
秋の除草”工事”が休工中で、しばしの”生残猶予期間”残されていた10月中旬から下旬、道端などに咲いていた身近な雑草の花。
その後に除草作業が再開されて、今はきれいさっぱり、寂しくなっています。
●画像は上から順に、カントウヨメナ、ハッカの仲間、マルバアメリカアサガオ、シロバナセンダングサ、コセンダングサ、ミゾソバ。
●アキノノゲシ:
画像「左」と「中」はアキノノゲシ。葉に大きな切れ込みがあります。
「右」はホソバアキノノゲシ。葉に切れ込みがありません。
まったく同じ環境に混生しています。
(画像はクリックで拡大します。)
●草叢にいる、おなじみのチョウ仲間。
上左から順に、キタテハ秋型(成虫で越冬)、ヒメアカタテハ(関東では越冬態不定で成虫または幼虫で越冬)、モンキチョウ(幼虫で越冬)、モンシロチョウ(蛹で越冬)、ベニシジミ(幼虫で越冬)、ヤマトシジミ♂(幼虫で越冬)、イチモンジセセリ(幼虫で越冬)、キチョウ(キタキチョウ:成虫で越冬)
●カタバミの黄色い花で吸蜜中のヤマトシジミ♀(黒っぽい方)に♂(水色)が求愛していたようですが、結局 相手にされませんでした。
●ヒメアカタテハ幼虫:
一度除草された後に再び若葉が伸び出していたヨモギの草叢で。
茎頂部の若葉を丸めて”巣”を作っているのは毎シーズンのこと、ヒメアカタテハ幼虫です。
1つだけ開いて見るとかなり成長した幼虫が隠れていました。
丸めた内部の葉をどんどん食べて、直ぐに近くの若葉に移動して行きますので、開けて見ると多量の糞だけ残った空っぽの巣もたくさんあります。
●赤トンボ♂(画面上)♀(下)(アキアカネ):
今シーズンは特に赤トンボだけではなく、その他のトンボも少なくなりました。
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