ハシビロガモ♂/アメリカヒドリ交雑種
前報の観察後、再びハシビロガモを見つけ、更にアメリカヒドリ交雑種も見つかりました。
少し冗長ですがその顛末記です。
・上流に向かって5分ほど歩いて行くと、少し先に再び1羽のハシビロガモ♂の後ろ姿を見つけました。
先に見かけた個体が再び戻って来たのか、別個体なのかは分かりません。
ゆっくり後追い。
・ハシビロはその先(上流)にたむろしていた10羽ほどのヒドリガモの傍まで泳いで行くと、
( 実はこの時撮った原画像を後で見ていて分かったのですが、ヒドリガモの群れの中に1羽のアメリカヒドリとの交雑種が混じっていたのです。撮影時には気付きませんでした。 )
その群れに近づいていくと、邪魔者が来たとばかりヒドリガモと共に上流に向かって移動して行き、更に先にいた別のヒドリガモの群れとも合流し、30羽ほどの長く伸びた群れになり泳いで行きます。
飛ばれないように一定の距離を保ちながらゆっくり追っかけ。
やがて群れが動きを止めたところで、距離を置いて懲りずに観察再開。
・泳ぎ回っているヒドリガモの群れの間に浮いているハシビロガモ♂を再び見つけました。
・そして少し離れたところに神経質なコガモの♂も1羽いました。
・そのコガモを目で追っていた視野に、突然、アメリカヒドリ交雑種*が現れたのです。
(*画面右下)
●アメリカヒドリ交雑種:
今度はアメリカヒドリ交雑種の追っかけです。
・仲間のヒドリガモ♀、またコガモ♂と
ヒドリガモ一族の一員として仲よく暮らしている様子が窺えました。
今は、北帰行に備えて体力を蓄えるために、しっかり食べなければならない時期です。
フィールドでは若草の生育が遅れていますが、3月には回復するでしょう。
何時まで滞在しているでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■なお、昨年、池で初めて、ヒドリガモの大きな群れの中に1羽のアメリカヒドリと、その交雑種1羽がいるのを見つけたのですが、今回が2回目の交雑種発見でした。
関心がなければ気付かないだけで、さほどに稀少、ということでもないのでしょうか。
| 固定リンク