冬の木の実/ヒヨドリ
例年のことながら、冬も終わりに近づくと、鳥達も好みの木の実は食べ尽くし、最後に残るのは少々毒性があったり、不味かったり、種が大きく果肉はすくないものばかり。
それでも、贅沢は言っていられないから、少しずつ繰り返しながら、食べ尽くしていきます。
●木の実:
上段は12月中旬の、街中や公園植樹の果実(左からセンダン、ナンテン、ピラカンサとクロガネモチ)で、まだほとんど手つかずでしたが、
下段は1月下旬で、ほぼ完全になくなっていました。
(画像はクリックで拡大します。)
・なお、クロガネモチに関しては、1月下旬の記録的な大雪がほぼ消えた時には、地面に大量の果実が落ちていましたので、鳥に食べ尽くされたということではなさそうです。
●庭のマンリョウ:
赤く熟した実は、1月中旬までは野良猫が巡回して守ってくれ、その後は記録的な大雪で倒されて2月初旬まですっぽり雪に覆われていました。
その後の雪解けで部分的にのぞいたのを掘り起こしておいたところ、その日のうちに、一粒だけ食べ残して完食されていました。
・雪の消えた地面には、ヒヨドリの落とし物のマンリョウ(上)やセンダン(下)の大きな種も落ちていました。
●センリョウ果実:
花瓶に挿してあった、いただき物のセンリョウが萎れてきたので地面に差しておいたら、直後に目ざといヒヨドリがやって来てあっという間に食べていきました。
●ヒヨドリ:
野菜畑の支柱に止まり、あたりを見回しながらもじっと動かないでいたヒヨドリ:
いよいよ冬越しも大詰めです。
乏しい餌を求めて街中や農地周辺を”ピーヨ・ピーヨ・ピーッ”と甲高く悲鳴に近い声をあげながら飛んでいます。
確かに今季は寒波が居座り続けたため畑の冬野菜は不作のようで、新鮮で甘みの増した冬野菜をまる囓りするあてもないヒヨドリも、また野菜高値に困っている人間もお互い様、もう少しの辛抱でしょう。
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18日:小平奈緒選手スピードスケート女子500m
オリンピック新記録36秒94で金メダル!!!
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