冬の鳥
旧聞です。
厳しい寒さが続いていた1月下旬、晴れても最低気温-6℃と冷え込んだ1/30、池は全面結氷。
池周辺には水鳥や他の野鳥などの姿もほとんど見当たりませんでした。
運動がてらに”遠回り散歩コース”を一巡してきましたが、その際に目にした、乏しい餌を探してウロウロしていた鳥の佇まいです。
●アオジ( ホオジロ科):
農業排水路床にまばらに残る枯れヨシの間から数羽が飛び立って、そのうちの1羽が近くの柿の木に止まりました。
アオジの♂でした。
当地では冬の間だけ少数が姿を見せる「冬鳥」です。
警戒心が強く、見かけるとすぐに立ち枯れのヨシのブッシュなどに飛び込んでしまうので、撮る機会は少ないです。
●コガモ(冬鳥):
農家の前を流れているごく狭い排水路に数羽おりて餌を探していました。
警戒心の強いコガモが、こんな人に近いところまでやってくるのは例外的です。
●ツグミ(冬鳥):
雪の田圃を目前にしていつものようにじっと佇むツグミ。
●カルガモ(留鳥):
公園脇の、雪が消え残る田圃と農道周辺に多数集まって餌を探していました。
食糧事情も芳しくない時節柄ですから、”陸上”をうろつくのも仕方ないのでしょう。
目と鼻の先の公園には、食べることは愛猫家に頼り切って野良暮らしをしている猫がいっぱいいます。
やる気のない彼らに襲われる危険は皆無、と承知しているのでしょう。
●ムクドリ:
まだ雪に埋もれている田圃を前に、そこだけ雪の融けた日当たりの畔に集まって寒そうにしていました。
当面、餌探しには苦労でしょう。
・去る1/22の大雪で埋まる前の田圃にはいつもムクドリが群れていました。
通りかかった公園の道路で、野良猫の前に2羽のムクドリが転がっていました。
何者の仕業だったのか・・・
人にもらった餌を横取りに来るカラスに脅されるような野良の仕業ではないでしょう。
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