ヒサカキ(雄株)開花
●ヒサカキ(雄株)開花:
先日、買い物帰りに、あの独特の“におい“が漂ってきたので、すぐにご近所のヒドサカキ(雄株だけですが)が開花したことが分かりました。
しいていえば“匂い”、ではなく“臭い”かと思いますが、ともかく春の到来を告げる“におい”ではあります。
■公園にも植栽がありますが、里山の林縁などではヒサカキ雄株、雌株は普通に見かけられます。
※ヒサカキ(ツバキ科ヒサカキ属)は雌雄異株の常緑低木~小高木。
枝にびっしりと下向きに蕾をつけ早春に目立たない花が開く。
花には独特のにおいがある。
花弁は帯黄白色で5個。基部はわずかに合着する。
花の直径2.5~5mm程度で雌花の方が小さい。
雄花は鐘形~壺形で花弁の先端がわずかに紫色を帯びる。雄蕊は12〜15個あり、雌蕊は退化している。
雌花は杯形に開き、雌しべは1個で花柱の先端は3つに別れ、雄蕊は退化している。
(雌株につく)果実は直径4mm程度の球形液果であり、10~11月に黒紫色に熟すが真冬まで残っていることが多い。
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