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2018年3月26日 (月)

カツラ雄花の開花

●カツラ雄花の開花始まり。
 公園に複数のカツラの雄株、雌株が植栽されています。
 春に目立たない小さな紅紫色の花が咲きます。
 過去に花の記録その他がありますが、雄花の咲き始め時期を観察したのは初めてなので記録に。
 当然ながら気象条件により開花時期の変動はありますが、今春、複数植栽されているカツラ雄株、雌株のうちで、最初の(雄株)雄花の開花を確認したのは3月19日でした。
 雌花は通常雄花の開花より少し遅れて(1週間前後)開花します。
 特定の雌株の、一部の枝に雌花の花芽が動き出しているのが分かりましたので、3月末には開花して、雄花、雌花の両方が観察できるようにうなります。

■カツラ雄花:(花には花弁も萼もありません。)
 ・花芽が動き出して雄蕊がのぞいたばかりのものから、R00155082

R00155081

 
 ・白い花糸の先についた紅紫色で大きさ5mmほどの葯が目立つようになったものR00155083

 
 ・更に葯が開いて黄色い花粉がこぼれ落ちているものなど色々でした。R00155084

 
■雌花の展開は少し遅く、これからのようでした。
 雌株の枝には前年の果実の殻が沢山残っています。R0015515

※カツラ(カツラ科):
 雄雌異株の落葉高木。街路樹や公園樹にもよく利用される。
 高さは30mほど、樹幹の直径は2mほどになる。 
・春に新葉の展開に先だって(雌株の)雌花、(雄株の)雄花が開花するが、雄花の方が少し早めに咲きはじめる。
 いずれの花にも花弁や萼はなく、基部は苞に包まれる。
・雄花は白い花糸の先に付く5mmほどの葯の紅紫色が目立つ。
・雌花には雌蕊が3~5個、柱頭は1.5cm程の紅紫色。
 開花の時期には樹全体がうっすらと赤味を帯びて見える。
 小さな花は遠目にまったく目立たず気付かないこともあるが、ルーペで観察すると独特のきれいさがわかる。 
・葉は丸いハ-ト型。秋には黄色く紅葉して、落葉のマットができたらキャラメルのような甘い芳香を漂わせる。
・5月には緑色の果実ができる。大きさ1.5cmほどの円柱形の袋果で小さなバナナのような形をしている。
 秋に黒紫色に熟すと裂開して翼のある種子を飛ばす。
 殻は翌年まで枝に残っている。
 花期は3~4月、分布は日本各地。

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