ヒナルリハナカミキリ
●ヒナルリハナカミキリ:
図書館に行く道沿いの空地に自生したエノキなど数種の雑木の若葉が展開しています。
その前を通りかかった際に、目前を小さな昆虫が飛び回るので手で払いのけていたら、1匹が傍の若葉に止まりました。
他の樹の葉にも数匹が止まったり周囲を飛び回ったりしていて、どうやら近くで一斉に発生・出現した様子。
ポケットのコンデジで葉の上を歩き回るのを追っかけ撮影。
上翅が濃藍色~黒緑色に光る小さな虫は、この時期どこにでも普通に見られるヒナルリハナカミキリと分かりました。
(画像はクリックで拡大します。)
※ヒナルリハナカミキリ(カミキリムシ科 ハナカミキリ亜科):
大きさ(体長) 6~8mm、平地~山地まで分布する小型のハナカミキリムシの仲間。
体は黒色で、腹部は通常黒色だが、黄褐色となる個体もいる。
上翅は金属光沢のある濃藍色~黒緑色で、(上翅には)まばらな短毛がある。
春に出現するハナカミキリの中では最も普通種。
寄主植物は各種の広葉樹で、クス類、ヌルデ、ミズキなど。(幼虫が枯れ木を食べる。)
成虫はカエデ、ミズキ、ガマズミなど各種の花に集まり花粉を食べる。
出現時期は4~7月、分布は本州、四国、九州。
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