夏草原のバッタ類
草原のバッタ仲間:
草原環境が人為的に大きく変えられたこともあってか、めっきり少なくなったバッタ類。
それでも少数ながら草原の遊歩道上などで、6月下旬から7月中旬の間に姿を見かけたありふれたバッタ仲間。
これから少しずつ数は増えてくることでしょう。
●ハネナガヒシバッタ:
体長1cm以下の小さなバッタ。
周りの環境に非常によくとけ込んで、ちょっと目を離すとなかなか確認できません。
このバッタはジャンプしたあと、翅を使って飛ぶことができます。
●ヒシバッタ:
傍を通りかかったアリに襲われることもなく、じっとしていました。
翅は退化して小さく(長短の個体差があるそうですが)飛べません。
代わりに強力な後脚で跳びはねます。
●マダラバッタ(褐色型):
トノサマバッタより一回り小さく、体型はスリム。
体色は褐色型が普通で、緑色型のほかに、少数ながらピンク色の個体も観察されます。
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