アサマイチモンジ、その他雑記
不安定な天候のもと蒸し暑い田圃道で。
●アサマイチモンジ:
目前をひらひら飛んで地面に降りるとゆっくり翅の開閉を始めた黒地に白色の一文字模様を持つタテハチョウの仲間。
普通に見られるイチモンジチョウかと思って撮った個体でしたが、前翅の白紋のパターンを確認したところ、アサマイチモンジでした。
※黒地に鮮やかな一文字模様を持つタテハチョウの仲間。
イチモンジチョウによく似るが、前翅の白紋パターン比較確認で確実に見分けられる。
イチモンジチョウに比べる個体数は少ない。
幼虫の食草はスイカズラ。
・アサマイチモンジの過去ログがあります。
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-5ed4.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ついでに雑記:
●クロバネツリアブ:
ハンゲショウ群生の画像の1枚に,まったく気がつかなかったクロバネツリアブが2匹写り込んでいたので、ピンぼけながらトリミングして記録に。
●ナミアゲハ:
小雨と強風下の昨日、ご近所で羽化して間もないと思われる新鮮なナミアゲ個体が1頭、駐車場に翅を広げて落ちていました。
吹き飛ばされてきたようです。
コンクリート床面で掴まるところがないので風を受ける度にずるずると隅っこに吹き寄せられていきます。
箒を差し出すと掴まりましたので、風の避けられる玄関先までお連れして記念撮影。
その後、ヤブランの葉に載せると、葉の間に滑り落ちるように隠れました。
(翌日には姿は消えていました。)
●アオドウガネ:
毎年夏場になるときまって”繰り返し”やってくる害虫。
ご近所の植物を何でも食害する厄介者。
傍に街路灯があるので余計に飛来しやすいのでしょう。
毎夜、多量の糞を樹下に落としているので直ぐ食害が分かります。
日中、その当たりの枝を揺するとポトッと地面に落ちて、すばやく物陰に隠れていくのを直ちに捕殺2匹。
多い時は飛び立って逃げられることもあります。
梅雨入り前から蔓延る雑草取りのため掘り起こした庭や植木鉢の土中から、潜んでいた幼虫を何匹も駆除していますが・・・・
成虫は発生期間中に次々と飛来するため防除は困難。
ちなみに在来種のコガネムシは殆ど見かけなくなりました。
※鈍い光沢がある緑色のコガネムシ。腹部端には長い毛がはえている。
成虫は、多種植物の葉を食害する。夜行性で灯火にもよく飛んでくる。
出現時期は5~10月。
幼虫は、地中で植物の根などを食べて育つ。
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- モンキチョウ(2021.02.22)
- ナナホシテントウ(2021.02.06)
- 越冬中のキタテハ(2021.01.28)
- ヤノナミガタチビタマムシ、フサヤスデの仲間(2021.01.14)
- ツバメシジミ、キチョウその他(2020.12.12)