セグロアシナガバチ多数発生
処暑を過ぎても残暑が一向におさまる気配がない本日、わが家の軒下温度計が、先に記録した41℃を抜いて42℃の新記録に。
(当地ピンポイントの天気記録では37℃でしたが・・・)
冷房つけっぱなしの室内から、屋外に出る度、一日何度も、直ぐに汗びっしょり。
●セグロアシナガバチ:
そんな日中、セグロアシナガバチ退治騒動。
隣家から、(隣家の)網戸に大量のハチが群がっているので殺虫剤で退治しながら発生源はと付近を見回したところ、ちょうど(隣家の)リビングから直接見える、わが家の外壁に巣があり、その周辺にもまだいっぱい飛び回っている、という緊急情報が。
直ぐに外に出て、あそこですよと指さされたところは当方で気が付きにくいところでした。
2Fの窓を開けて殺虫剤をスプレーしましたがうまく出来ず、大半が遠ざかった(だけで直ぐに落ちたりはしません)隙に棒で巣をたたき落として取り除きました。
落とした巣を確認するとさほど大きなものではなく、巣の長径7cm、巣穴(育房)数100個ほどのものでしたが、巣穴はほぼ全数蓋が取れて成虫になって飛びだした後で、その大半が隣家などに分散して行ったのでしょう。
まだフタが残っていた2箇所のフタを外してみると、出遅れたものが残っていました。顔が白いので♂バチのようです。
(→なお余談ながら、翌朝ゴミ箱の中の巣(育房)をのぞいて見たら、出遅れた2匹の姿はありませんでした。)
ただ、巣を落としただけではダメで、巣の残骸が少しでも残っていると、再びそこに巣作りをする習性があるので、完全に除去するか、その部位にガムテープを貼っておくと良いという。
場所的にそのどちらも直ぐには出来ないので模様眺めに。
夕刻出てみると、そのとおりで、5~6匹の蜂が執拗に飛び回っていました。
再び2Fの窓から殺虫剤をスプレーしましたが、速効性はなく、少し遠ざかっていっただけ。
前歴がある“事件”でした。
余談ながら、本種はキアシナガバチよりもおとなしいハチで攻撃性はあまりありません。
それより、蛾の幼虫を狩って食べる、肉団子にして巣に持ち帰るなど、害虫駆除に役立つ益虫なので、むやみに”殺虫”する必要はないのですが、隣家に迷惑が及んでいることからやむを得ない処置でした。
■オナガ:
夕刻、玄関先に出た折、怪しげな空模様の下、いつものようにギューイという濁声を張り上げてオナガが群れ飛んでいました。
TVアンテナに集まったり、電柱に止まったり・・・
たいてい毎日、早朝と夕刻に住宅街を飛び回ります。
■夜は、満月前夜の月が流れの早い雲に覆われたり、また近くに相変わらず火星が輝いていたりしながら、今夜も熱帯夜で過ぎていきます。
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