10月の田圃道①2番穂、スズメウリなど
■稲2番穂:
9月が暑かったせいもあったのでしょうか、近郊では収穫後の田圃の2番穂がぐんぐん生長して、今まであまり見た記憶がないほどの”豊作“になっています。
(画像はクリックで拡大します。)
今日、午前中、その一角の田圃で、大きく育った2番穂を田圃に鋤込む作業が行われていましたが、午後からあいにくの、予報どおりの雨降りに。
●スズメウリ:
道すがら、農道沿いに植栽されたアジサイの植え込みに、スズメウリが絡みついて繁茂し、たくさんの小さな果実がぶら下がっているのを見かけました。
※スズメウリ(ウリ科スズメウリ属):
つる性の1年草。雌雄異花。花期は8~9月、花後の果実は大きさ直径1~2cmの球形または卵形で、秋には灰白色に熟します。
晩秋までには雑草除草作業ですっかりで除去されてしまいますが、たまたま”魔手”を逃れて冬まで残ってぶら下がる灰白色の果実の風景は野趣に富んだものです。
分布は本州、四国、九州。
なお、先に記録したカラスウリは蔓性の多年草で、秋に朱赤色に熟す果実の大きさ(長径)は5~7cm。
”カラス”の名前のとおり、”スズメ”より相当大きいです。
余談ながら、花は、地味で小さな”スズメ”の花よりはるかに大きく華麗なレースを広げるきれいなものです。
・カラスウリ画像再掲:
●ヒヨドリジョウゴ:
立ち寄った公園のツツジの植え込みに、やはり昨シーズン同様に、ヒヨドリジョウゴが花を付け、まだ青い実も出来ていました。
ほどなく熟して朱色になることでしょう。(熟した果実は昨年の画像再掲)
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