コウホネ
●コウホネ(スイレン科コウホネ属):
先の台風24号通過の翌日(10/2)、近隣の川で見かけたコウホネです。
農地を流れる水深の浅い水路にある群生で、大きな葉は傷んでいるものが多く、また花は数輪見つけられた程度で、花も終わり頃のようでした。
なお、自生株なのか、植栽されているものかは不明でが、毎年、花の季節に行けば観察できるので、記事は繰り返しです。
※コウホネは水位変動の少ない湖沼、池、川などに群生する抽水性の多年草。
根茎は泥中を横走する。葉は濃緑色で艶があり、大きさ(長さ)30cmをこえるものもある長楕円形で、基部は矢尻形。
花は濃黄色で大きさ3~6cm。大きな5枚の花びらに見えるのは萼片で、その内側に多数ある巻いたリボン状のものが花弁。
中心部に雌蕊、その周りを多数の雄蕊が取り囲んでいる。
花期は6~9(10)月、分布は日本各地。
なお近年、地域によっては自生株が減少しているそうで、大阪府レッドリスト「絶滅危惧Ⅱ類」など絶滅危惧種に指定されている場合もあるようです。
| 固定リンク
「植物」カテゴリの記事
- 雑記(クリスマスローズ開花ほか)(2021.03.07)
- レンギョウ、ギンヨウアカシア(2021.03.05)
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- 2月は逃げる/カワヅザクラ開花はじまる(2021.02.28)
- ツバキ開花 (2021.02.26)