クスノキ、ピラカンサ、クロガネモチの果実
●”木守柿“:
ゆっくりながらも深まりゆく秋。
収穫も終わり、木守柿だけが残るようになった柿の木からヒヨドリのやかましい鳴き声も聞かれなくなったなった住宅街。
青空に一直線の“白帯”を引きながら飛び去る一機のジェット機。
●公園植樹の木の実:
・クスノキ:
多数植栽されたクスノキ大木の樹冠から、群れ騒ぐヒヨドリの声だけが降ってきます。
青かった果実(液果)も今は果紫色に熟していて、人の目に曝されない上部の果実は既に大部分食べられているようです。
遊歩道の頭上に張りだした枝にはまだ少し残っています。
人の気配がある間は近寄らないからでしょう。
・ピラカンサ:
毎年たわわに橙赤色の実をつけますが、未だにヒヨドリ、ムクドリに食べられる様子はありません。
遊歩道近くとあって,近寄れないことも一因かも。
・クロガネモチ:
状況はピラカンサと同じです。警戒心など忘れてしまうほどひもじくなる厳冬期になると、ピラカンサ、クロガネモチいずれの実も少しずつ無くなっていきます。