セツブンソウ、ザゼンソウその他
先日、栃木県まで出かけて、セツブンソウ、ザゼンソウなど早春の花を観察してきました。
セツブンソウはカタクリなどと共にスプリング・エフェメラルの仲間の1つです。
スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral;春の妖精/早春植物)という呼称は、早春に開花した後、晩春(2~3ヶ月後)までの短期間だけ地上に姿をあらわして活動し、その後は地中で過ごすという一連の植物(野の花)の総称です。
セツブンソウはその中でも最も早く現れる花の1つで、名前のように2月初旬、節分の頃には開花します。
私の知る限り、2月4日開花という、近隣で一番早く開花情報を得ていた栃木県下の「野の花自然公園」まで、おそまきながら2/16(土)観察に行ってきました。
訪問時に現地で伺った話では、例年ならもっと早いのに、今シーズンは降雨が少なく林床が過乾燥続きのため遅かった、ということでした。
確かに地面はカラカラでしたが、意外に多くの花が観察できました。
ついでにフクジュソウ、そしてバイカオウレンの可憐な花も観察できました。
そしてもう一箇所、開花情報2/13湿性自然植物園でザゼンソウが出始めたという栃木県の「みかもやま公園」に寄り道して観察してきました。
●ザゼンソウ:
●ジョウビタキ♀:
近くで聞き覚えのある鳴き声が聞こえてきたので目を向けると♀が1羽、いつもの愛くるしい姿がありました。
春は直ぐそこまで、です。
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