アジアイトトンボ、ワモンノメイガ、ブドウトリバ
月遅れの、記録のための記録です。
4月下旬に見かけた昆虫類3種。
●アジアイトトンボ(イトトンボ科アオモンイトトンボ属):
4月20日、草むらで1匹だけ、奥の方に止まっていたもの。
クリアーな写真が撮れませんでしたが、たぶんアジアイトトンボと思います。
池周辺で、春一番に現れる小さなイトトンボです。
以前はごく普通に観察していましたが、最近はめったに見ることがありません。
生息環境がすっかり失われたようです。
体長29ミリ程度で、同属のアオモンイトトンボ属中で最小・華奢なトンボ。
腹部の第9腹節が青色です。平地の池や田んぼ周辺の草に止まっています。
出現時期は3~10月、分布は日本各地。
●ワモンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科):
4月21日、足元の草むらから飛び出してきた、どこにでもいる細長いノメイガです。
大きさ(開張)27mmほどで、白っぽい褐色の翅に暗褐色の円形の紋が3対ある。
斑紋ははっきりしない個体もいます。
出現時期は4~11月、分布は日本各地
●ブドウトリバ(トリバガ科):
4月25日の雨が上りで日が傾きかけた午後、いつものように外構壁に止まっていました。
開張15~18mm、遠目には小さなガガンボかと思うような姿ですが、それなりに飛翔能力はあるようです。
出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。
・幼虫の食餌植物はブドウ科植物のノブドウ、ヤブカラシ、エビヅル、ブドウなどの葉や花など。
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