10連休中/ムナグロなど。
人間の日常は令和元年がスタートし、まだ10連休中ですが、生き物の世界ではそれぞれの時を刻んで流れていきます。
近郊では例年通り、4月下旬の好天の日から随所で田植えが始まりました。
日没後に、すでに田植えが終わっている田んぼ周辺まで散歩に行くと、あたりから一斉にカエルの大合唱が聞こえてくる昨今です。
◆4月28日:
・また、池では、ごく少数の冬鳥が、北帰行の移動中に小休止のため降りてきて休息している姿が散見されました。
・ハシビロガモ♂5羽(メスは未確認)。
◆4月29日:
・ツグミ:
田んぼからツグミが1羽飛び立って、近くのケーブルに止まったところ。
集団で北国に帰ります。
・ツバメが田んぼに飛来して、巣作り材料の藁や泥土を集める姿を目にするようになりました。
◆5月4日:
・ムナグロ:
午前中は晴れて、やはり田植えが行われていましたが、その田んぼの一角に、少数のムナグロが降り立って餌を探している姿を見かけました。
※ムナグロ(チドリ科)旅鳥:
散歩コース近郊で田植え作業が真っ盛りの田んぼ道で、ごく少数を見かけた、春と秋に日本を横断して行く”旅鳥”です。
当地では毎年、田植えが始まると、そのごく短い期間にだけ、小さな群れで次々に通過していく姿を見ることができますが、秋に見かけたことは一度もありません。
雌雄同色で、顔や体が淡色で茶色っぽいのは冬羽で、顔や胸が真っ黒いのは夏羽の個体です。
・コガモ:
池にはほとんど鳥の姿がない中で、遠くにポツンと2点が見えました。
望遠で覗いてみたら、やはり毎年一番遅くまで居残っているコガモ1組でした。
・セイヨウカラシナなどが繁茂した草原から、”ケーン”というキジの鳴き声が聞こえました。
もちろん姿は草むらに埋没して見えません。
■春雷を聞く:
本日は午後4時過ぎくらいから、窓の外が妙に暗い感じがするので外に出てみると、頭上の空だけが黒雲に覆われていて、ゴロゴロという雷鳴が聞こえてきました。
2時間くらいそのような状況でしたが、結局、落雷も雷雨もなく無事に通り過ぎていきました。
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