アブラムシを食べるナミテントウ、(ヨツボシ)クサカゲロウ
5月下旬からイヌマキの柔らかな若緑の新葉が展開を始めるとともに、アブラムシが大量発生してきました。
殺虫剤散布をしなければ、ひどいことになるのですが、ついついそのまま放任。
6月初め、樹冠下の外構壁に、そのアブラムシを食べるクサカゲロウの仲間やテントウムシの姿を目にするようになりました。
殺虫剤を散布するとそれらも一括“殲滅”することになるため、しばらく何もしないで模様眺めに。
その間、特に目新しい観察はありませんが、目にしたものを撮った記録です。
今のところ、アブラムシ大発生は抑制されている印象です。
●ナミテントウ:
ナミテントウの変異は多く、紋の数、色、形、地色などさまざまです。
・外構壁についていたナミテントウ蛹:
●(ヨツボシ)クサカゲロウ:
外構壁に止まっていました。(優曇華とよばれる卵もイヌマキの葉裏についていました。)
顔正面からの写真が撮れなかったので判然としませんが、顔に黒斑が4個あるらしいので”ヨツボシ”クサカゲロウかも:
参考:
ナミテントウは生物農薬として実用化されています。
https://www.agrisect.com/80327.htm
◆天敵製剤(生物農薬)ナミテントウ製剤「テントップ®」:l
飛翔能力の低い個体を 人為選抜し、育種した遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウ幼虫を封入した天敵製剤。
(ナミテントウの幼虫は、アブラムシの発生量が少なくても定着し、さらに、成虫になっても飛翔不能で遠くに移動することができないため、多くの野菜類で高い防除効果が期待できる。)
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- ナナホシテントウ(2021.02.06)
- 越冬中のキタテハ(2021.01.28)
- ヤノナミガタチビタマムシ、フサヤスデの仲間(2021.01.14)
コメント