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2019年6月15日 (土)

ハキリバチ

■長々前置き

 ハキリバチ:
 過去ログがあり、https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-98ef.html )初めての記録ではありませんが改めて記録作成。

 木々のやわらかい若葉が展開する5月中旬になると、毎年決まってハキリバチの仲間(以下ハキリバチと略記)がやってきます。
そしてバラやアジサイ、ツリバナなどの葉を繰り返し丸く切り取っていきます。
 切り取られても葉の美観を損ねるだけで、特に枯れるなどの大きな問題はありませんので、放置しています。
 
 どこからともなく上空からふいに飛来するハキリバチは狙い定めた葉に止まるや否や、短時間(10~数10秒程度内)に葉を略円~楕円形に切り取り、それを筒状に丸めて抱えすぐに飛び去ります。 
 数分後にまた飛来して切り取り飛び去るという繰り返しですが、同じ葉に戻ってくるとは限らず、どこに行ったかと探す間もないほど素早く丸めた葉を抱えて、目の前を飛び去って行くというぐあいで、捕捉して処分するなどまず困難です。
 また、葉を切り取っているところ見つけることも(偶然以外には)めったにできません。

 このため品評会にバラなど出展するは園芸愛好家にとっては、穴だらけになった葉では鑑賞価値が下がるので、ハキリバチはまさに”天敵“なのです。
 殺虫剤スプレーで追っかけというのも実際的でなく、農薬で防除することは難しいため、防虫ネットで囲うなどの方法で対処されることが多いようです。

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ここから今回の記事:
 5月中旬の一日、涼しい午前中にと庭の掃除などしていてふと目をやると、ツリバナ、開花が始まっていたミニバラ、そしてヤマアジサイの若葉のあちらこちらが丸く切り取られているのが目に留まりました。
・ツリバナ:
1img_5902

・ミニバラ:
2img_5908

・ヤマアジサイ:
3img_5907 

・偶然のハプニングです。
 ポケットからカメラを取り出してそれらにカメラを向けていた際に、たまたま、ヤマアジサイの葉を覗いていたデジカメの画面中に、突如ハキリバチが飛び込んできました。
  慌ててピントを確認してから手動でシャッターを押しました。その間、時折風で揺らぐ被写体でしたが、すぐに切り取った葉をつかむとパッとデジカメ視界から消えました。
 この間に撮れたのはピンボケも含めてたった3ショットだけ。
 デジカメの撮像データを確認すると、この間はわずか7秒という短時間でした。4img_5904ct0
5img_5904ct1
6img_5905ct1
7img_5906ct1


 その後も雨降り以外の日には決まってやってきて、“見ている限り”外構壁上面にとまってうろうろするだけで、すぐにハキリ作業に向かう様子がありません。(監視されていることが分かるのでしょうか?)
・個体1:
4r_4


・別の日の個体2:3r_2

・さらに別に日、目の前を切り取った葉を丸めて横切った個体を捕捉でき、写真撮り(その後、放免)。すこし様子の異なる個体:369

 この時期同じように、バラの花粉集めに飛来するコハナバチの仲間より一回り大きいハチでした。
 詳しい種など分かりません。

※ハキリバチ:
 ハキリバチ科に属する昆虫のうち、雌が植物の葉片を使って巣をつくるものの総称で、大部分がハキリバチ属 に属する。
 小~中型のハナバチで体は比較的短くて太く,頭部は大きい。
 雌の大腮は葉を切断するのに適した構造となっていて、これで葉を円形ないし卵形に切取り、巣に運んで円筒形の育房をつくる。また(雌の)腹部下面には花粉採集用のはけ状集粉毛がある。
 育房内には花粉と花蜜を混ぜた団子をたくわえ、そこに産卵する。

 ・バラハキリバチ:
  体長 13mm内外、体は黒色で胸部背面が黄褐色毛におおわれる普通種で、バラの葉を好んで切取ることで知られる。

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