アリグモ♀
長梅雨に記録的な日照不足の関東。
6月末くらいから、長梅雨の雨の止み間になると外構壁面に姿を見せて歩き回っていたアリグモ。
ある日、ちょうど目の高さになる外構壁の上面を歩き回っていた1匹の、老眼にはどうみても普通の黒アリにしか見えない被写体に、レンズを向けると、アリと違って体をレンズ正面に向けて威嚇のポーズをとるので、すぐにアリグモと分かりました。
そして撮った画像を確認するとなんと小さな獲物を捕獲していたのです。なお、個体は大顎のない♀でした。
餌食になっていたのは、体に特徴的な白いヌサ(「幣」は、しめ飾りなどに付いている白い紙のピラピラしたもの)模様のある“ヌサオニグモ”の幼体らしい小さなクモでした。
(画像はクリックで拡大します。)
今でも雨上がりの夕刻、外に出ると足元、またちょうど顔のあたりの高さの植木などにやたらと大小様々のクモが巣をかけていて、それに気付かず雨戸を閉めたりする折に手や顔に絡みついたりして不快な昨今。
長引く梅雨空の下、近隣で発生する体長4~5mmと小さなユスリカの仲間など小昆虫類が庭に飛来するので”餌に困らない”からでしょうか。
梅雨明けが待ちどおしいです。
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