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2019年8月30日 (金)

ナミアゲハの卵と幼虫

 特に目新しい記事ではありませんが、毎年、春からナミアゲハが入れ代わり立ち代わりミカン科の小木に頻繁に訪れて、葉裏に産卵していきます。
 またその後に孵化した初(1)齢幼虫から終(5)齢幼虫まで、繰り返し観察できますが、多くの場合、終齢幼虫は蛹になる場所を探して近くのどこかに姿を消してしまい、時折予想もしないところで蛹になっているのを偶然見つけることはありますが、大方は行方不明です。
 余談ながら、自然環境下では、幼虫から前蛹の間にアゲハヒメバチやアオムシコバチなどの寄生バチに寄生されて、成虫にはならない確率もかなり大きいらしいですが。

 上記の場面を気まぐれに撮り置いたものをまとめて簡単な記録に。
(なお、画像の撮影時点はすべて別々で、相互に関連性はありません。)


① ミカン科の小木。(十年来、全く結実したことのない履歴不明の樹種):
1ar0020371

 (余談ながら、かつては、産卵はもっぱらキンカン(ミカン科キンカン属)とサンショウ(ミカン科サンショウ属)でしたが、両方とも枯れてしまい、現在は隣にあるミカン科の木に変わりました。)


② 卵(直径1mmほどのきれいな球形):
 新芽の葉に産卵するといわれますが、春の早い時期にはそのようですが、盛夏の観察では、柔らかい葉ばかりでなく硬い葉や食害されて変形した葉の裏側、あるいは反り返って表裏反転したような葉 ( の場合には表側 ) にも産卵されていて、かなりいいかげんに産み付けているようです。2b_2019083015560122r


③ 幼虫:
 幼虫は5回脱皮を経て蛹(サナギ)になります。

 ・孵化直後の初 (1) 齢幼虫の体は、黒褐色の体表に多くの突起があるケムシのような形で、R00205451


 ・若 (2~4) 齢幼虫の期間には斑紋があって鳥の糞に見えるような外観をしていますが、2r_20190830162101


 ・5齢幼虫になると緑色のイモムシになります。5er00205295

・当地では、産卵は、4月くらいから始まりその後は10月くらいまで、4回/年ほど行われているようです。

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