二重の虹
今日は終日天候の落ち着かない日でした。
しかし、夕方、2本の虹を見ることができて良かったことも。
・スタートは午前0時20分頃から。
ゴロゴロという雷鳴とともに、締め切った雨戸を打つ雨音で目覚めてしまいました。
ウトウトしていた30分くらいで雷雲は通り過ぎていったようでした。
・そして明け方からは少雨、曇り、雨、そして午後からも曇り、夕方には再び雷雨、その直後に晴れ、と不安定な天気でした。
雷雨が収まったのを見届けてから用心の傘を持って、夕食材の買いだしに、近くのスーパーまで行きました。
・道すがら、急に晴れ間がのぞくと28℃ほどの外気温のわりにはカッと強い夕日差しで、ムッとする暑さにうんざりしながら歩いて時に、東の空にきれいな虹がくっきり出ているのを目にしました。
市街地なので家屋他の建造物が邪魔で、一部しか撮れませんが写真撮り。
・そしてスーパーの駐車場に着いた時には、まだそれなりにきれいな虹(主虹)のほかに、少し離れた位置に、かなり淡い色でしたが、2本目の虹(副虹)が出ているのを肉眼的には確認できました。
とりあえず写真に撮ってみましたがカメラ性能もあって、(写真では)見ずらい副虹ではありました。当地で確認したのは多分初めてです。
※雨上がり、ごく普通に、一つだけ見える虹 (rainbow) は「主虹」(または第一次虹)と呼ばれ、単に「虹」という場合たいていはこの主虹のことです。
主虹は太陽の反対側 (対日点) を中心とした半径約42度の円の上に現れます。
色は、外側の赤から内側へ向かって、橙、黄、緑、青、藍、紫と七色が見えますが、必ずしもはっきり色が見分けられるとは限りません。
そしてまた、時によっては、主虹の外側、半径51度の位置に現れる少しはっきりしない二本目の虹があらわれます。「副虹」(または第二次虹)よばれるものです。
これは主虹が現れるときに必ずしも現れるわけでもなく、主虹に較べて明るさが少ないので、見つけづらいもののようですが、よく目を凝らしてみると、色の順番が「主虹」とは逆で、内側が赤になっています。
◇なお余談ながら昔、旅行先でもっと大きな、二重虹を観察した記録があります。
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/5-b81e.html
| 固定リンク
「自然」カテゴリの記事
- ”月は東に 日は西に”、もどき(2021.02.25)
- セグロセキレイ、イソシギ、その他(2021.02.23)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- 進む季節(2021.02.20)
- 月影(2021.02.18)
「雑記」カテゴリの記事
- ”月は東に 日は西に”、もどき(2021.02.25)
- セグロセキレイ、イソシギ、その他(2021.02.23)
- 進む季節(2021.02.20)
- 月影(2021.02.18)
- 雑記 (2021.02.14)
コメント