秋の到来を告げる雲/ミズワラビ
今朝6時、新聞を取りに郵便受けまで出ると、まず”涼しい!という感動に。
この感慨は数か月ぶり。
最低気温は24℃だったようですが、未明の降雨も手伝って、感覚的にずいぶん涼しいと思ったのです。
おかげで、水滴を含んだ雑草に触れたズボンのすそが濡れて不快でしたが・・・
朝食後、青空がのぞいていたので、本当に久しぶり、朝食前の涼しい間に軽い散歩をしてこようと 7 時前に田んぼ道まででかけました。
住宅密集地では“空が狭い”ため気づかなかったのですが、田んぼ道で開けた空を見上げると、まさに秋の雲の代表格、「巻雲~巻積雲」がきれいで、すがすがしさもひとしおに。
単細胞は幸せです。
例年なら稲刈りも点々と始まっている時節ですが、今夏はまだ見たところその様子もありません。
ただ日本の米作りに関しては、近年その管理・関連法令や生産状況などが大幅に変わった*ため、素人目にはわかりませんが、主食用米、業務用米、そして飼料用米などの区別があり、それぞれに応じた作付け・生産管理がされているので、田植え時期も収穫時期もかなりの時差・開きがあって一律ではなく、農家もまたご苦労されている様子。
(*http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/syokuryo/180328/attach/pdf/index-15.pdf )
ともあれ、見た目にはどの田圃の稲も順調に頭を垂れつつあるようです。
畔際を覗きこんでみると、水田雑草の「ミズワラビ」がしっかり生えている田んぼもありました。
秋を告げる雲の美しさに感動していた単細胞も、その後トロトロ歩いていたわずか5~6分の後に、急になんだか暑いなと感じるようになりました。
頭上を見ると、驚いたことに、あのきれいだった雲はすっかりなくなり、カンカン照りの青空に。
少し先に視線を向けると、強い日射で、夜来の雨でぬれた地表から立ち上がった靄を背景に、田んぼ域を通り抜ける生活道路には、近くにお住まいの若い父母とお子さんの3人が散歩されている姿が。少し遅れて歩いている母親の日傘が光っていました。
やはり暑いので、軟弱者は早々に朝の散歩はギブアップして帰宅。
汗をかいただけの朝散歩でした。
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