ヒメアカタテハ幼虫
8月過ぎくらいから、堤防で大型の夏草雑草に混じって、ヨモギが草丈100cmほどに伸びて立ち上がり、少し木質化したような茎先に総状花序を出し、茶色の小さく地味で目立たない花をつけていました。(過去ログ再掲画像)https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/13-ebd3.html
その花粉はアレルギーの原因になるので、敬遠したい時期です。
そのヨモギも、9月からはじめられた除草作業で順次刈り取られて行きましたが、さっそくその切り株元から新芽が伸び出して、すでに草丈15~20cmの群落を作っています。
その群落中に、点々と新葉を綴り合せて”葉裏の白い塊”にみえる巣を造り、暮らしているのがヒメアカタテハの幼虫*です。
幼虫で越冬します。
* https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-012e.html
※ヒメアカタテハ(タテハチョウ科):
大きさ(前翅長)25~33mm。外観は一見アカタテハに似るがそれよりもやや小型。
畑、野原、公園など開けた場所によく観察される。
素早く飛び、いろいろな花で吸蜜する。
幼虫または温暖な地域では成虫で越冬する。
幼虫の食草は、ヨモギ、ゴボウなど。
出現時期は3~11月、分布は日本各地。
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