熱帯植物イランイラン他(とちぎ花センター温室で)
遅ればせながら、メモ記録:
とちぎ花センター温室で観察した植物:
●イランイランの木(バンレイシ科イランオランノキ属):
鉢植えでした。花は下向きに付いていて、黄緑色で細長い花弁が巻き上がり縮れた形で、写真に撮りにくいものでした。
※イランイランノキは原産地の熱帯多雨林の酸性土を好み、樹高2~12mになる。
葉は長くなめらかで光沢がある。
花は黄緑色あるいは淡紅色で、ヒトデのように巻き上がり縮れた形状。
古くから熱帯域で栽培され、香り高い精油やアブソリュートが採取でき、香水など様々に利用されてきた。
なおイランイランという語はタガログ語に由来し、「花の中の花」という意味。
●ヘリコニア・ビハイ(バショウ科):
原産地はブラジル、西インド
●アイスクリームバナナ(バショウ科):
実を食べるとアイスクリ-ムの味がする。
●ガッショウバナナ(バショウ科):
実のなり方が両手を合わせて合掌しているように見える。
●ビカクシダ(プラティケリウム・アンディヌム):
アンデス地方原産。世界最大級のシダ(羊歯)の仲間。
●キンシャチ(サボテン科):
メキシコ原産。スツール代わりに腰掛けたら大変なことに!
●カラルマ・ヘスペリディユム(キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)カラルマ属):
南アフリカ原産の多肉植物で、赤黒くて妖しい(臭い!)ヒトデ型の花を咲かせる。
●キソウテンガイ(奇想天外)(ウェルウィッチア科ウェルウィッチア属):
(別名 サバクオモト砂漠万年青)
アフリカ南西部(砂漠地帯)原産の希少裸子植物。
ごく短く、径60cm~1mを超える倒円錐形の木質塊茎をもち、頂部は2裂しその先端は盤状になる。
裂片の先端付近の裂け目から、昆布のような革質で帯状の葉が一枚づつ出て終生伸び続ける。
1,000年以上生き続けるというユニークな植物。
●アアソウカイ(キョウチクトウ科):
マダガスカル原産。木質化した茎は棘だらけの多年草。
●エンケファラルトス・レーマニー(ソテツ科オニソテツ属):
南アフリカ原産。幹は見事によじれています。
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●今年も明るいニュース
吉野 彰さん、ノーベル化学賞の受賞者に。「リチウムイオン電池」開発の功績をたたえられて。
日本人のノーベル賞受賞者は(アメリカ国籍を取得された方を含む)27人目、化学賞では8人目。
ともあれ、おめでとうございます。
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