10月も終わりに
2019年10月。
明るく輝いたのはラグビーW杯2019で日本チームベスト8達成。
しかし、自然界では天候に恵まれず、日照は不足し、雨は異常に多くて重大災害をもたらしました。
政界には旧態依然とした低次元の不祥事が続き、またオリンピックの花形競技にもこの期に及んで注文が付く(本当ははじめから懸念されていたのだが・・・)など、うっとうしい気分になり、そして全くの偶然でしかありませんが、首里城が全焼するというとんでもないショッキングな出来事で終わりを告げることになってしまいました。
本来の爽やかな日本の秋はどこにいってしまったのやら。
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●フヨウにアブラムシ、それを捕食するナミテントウ、ヒメカメノコテントウ、そしてクサカゲロウの仲間幼虫:
風雨に曝されても夏から秋へと長い間咲き続けたフヨウの花もついに完全に終わりを告げ、今は茶色に熟した果実が開裂して種を出しています。
10月最後の2日間だけ晴れた日中に何気なく葉裏をめくってみると、不順な天候続きのもとでも変わらず”元気よく”、多数のアブラムシがむらがっていました。
そしてそれを捕食するナミテントウやそれより小ぶりのヒメカメノコテントウが何匹か見つかりました。
また別の枝の葉上にはやはりアブラムシを捕食する、大きな上顎をもったクサカゲロウの仲間の幼虫が2匹見つかりました。
今回見つけた幼虫は、ゴミを背負わないタイプの幼虫です。
多分このタイプは初めての観察。
・クサカゲロウ幼虫:
幼虫時代はアブラムシ類、キジラミ類、コナジラミ類、カイガラムシ類やハダニ類などを餌にするが、特にアブラムシ類を好む。
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