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2019年11月

2019年11月30日 (土)

”暑かった秋”の終わり/渡良瀬遊水地出水

 温暖化の影響で気候は乱調。
 当地の11月最後の一日も、昨日とほぼ同様、晴れても空気は冷たく最高気温11℃、最低気温0℃と、いきなり季節が1か月先に進んだような締めくくりに。
 しかし、本日(30日)夕刊紙によれば、今年の秋(9~11月)は気温が高く、東日本、西日本の平均気温は共に過去最高を更新する見通しで“、最も暑い秋”だった、またそのせいで、イチョウの色づきにも異変が起きたという。
 (散歩コースの畑脇に数本植栽のイチョウ1本だけ黄葉に。その他はまだ緑葉)Img_7601


 付け加えてこの秋は台風最多記録も過去最多タイだった。
 そして各地に甚大な被害をもたらした台風15号、更に19号の被災地の復興は未だし。


 本日、お決まりの散歩コースで目にしたのはセイヨウカラシナなどアブラナ科の雑草が葉をひろげだした池周囲の舗装遊歩道上に異常なほど点々と青虫(モンシロチョウ幼虫)が這っていたこと。2r_20191130220201
 
 池にはヒドリガモ30数羽の群れがいて、カンムリカイツブリが1羽いるのを目にしました。
Img_75802r_20191130220202


◆話が少し戻りますが、10月13日、台風19号の大雨の翌日、増水した池にはこれまで見たこともないほど多数(数100羽)の冬鳥が浮かんでいました。緊急避難していたのです。
 (画像はクリックで拡大します)
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 後で情報確認して分かったことでしたが、その時に冬鳥(カモ類などの水鳥)なら、池から北東に一飛びの直線距離20㎞先にある渡良瀬遊水地の貯留水量は過去最大に達し、それを超えた分が出水していたのでした。
 画像を一瞥して、とても冬鳥の群れが安閑として留まることができるような状況ではなかったようです。(画像は国交省関東地方整備局利根川上流事務所の記録:www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000758842.pdf から編集加工して作成しました。

・渡良瀬遊水地洪水貯留状況:
 (画像はクリックで拡大します)Blg1013new

(余談ですが後学のため、この状況とその後については、、別にとりまとめて記録を残すつもりです。)

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2019年11月29日 (金)

冬まじかに

本日(11/29):
天気は晴れ
日の出時刻は6:31 、日の入りは16:27
最高気温10℃、最低気温はー2℃
いよいよ日が短くなり、寒さも今期一番の冷え込みという寒い一日でした。

 ◆日没後、西の空に三日月が、そしてその右斜め下(高圧線鉄塔の上あたり)に金星が輝いていました。Dsc_0049Dsc_0048

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2019年11月28日 (木)

雑記2

 想定以上の大災害を惹起した台風15号、続いて19号、その後の防災・減災対策に関して種々の問題提起がされています。
 新聞切り抜き記事などをメモしました。

①読売新聞(2019.9.22)記事:
 気候温暖化で台風強力に。
 台風15号で鉄塔倒壊・停電など千葉県に甚大な被害発生。
 温暖化の影響で(今後)日本を襲う台風全体の勢力が強くなる事態が懸念される。このことを見越して電力や水道などインフラの防災対策や住民の避難計画を作るべき、と専門家の提言。

②読売新聞(2019.10.24)記事:
・250万人避難「方法ない」
 東京東部5区 ルートも行先も未定。
 自宅浸水リスクのある住人は行政からの指示や情報を待たず、発令前でもすばやく遠方の親戚宅に自主避難するなどの意識を、と識者の声も。

・同紙同日の記事
 利根川中流沿いの茨城県・境町では台風19号が上陸した12~13日、約2200人が、町が手配したバスなどで隣接する古河市と坂東市の県立高校2ヵ所に避難した。
 策定済みの広域避難計画に従って、町長自ら「ためらわず」実行した防災無線での呼びかけに応じた行動。
(→お見事です。)


③読売新聞(2019.10.31)記事:
 電柱強度見直し検討 千葉停電検証

④経済産業省(2019.11.5)
 鉄塔・電柱に係る技術基準をめぐる現状について
 台風15号による大規模停電を検証する有識者作業部会を開き、中間報告案を示した。
 鉄塔や電柱などの倒壊が相次いだことから、強度を含めた基準の見直しを検討する。
 令和元年11月5日 経済産業省 産業保安グループ経済産業省 資料4
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/tettou/pdf/001_04_00.pdf
  →2019.11.29 全国一律の基準ではなく、地域ごとに基準を設定することになった、とのこと。

⑤ 読売新聞(2019.11.18):
 先の台風19号の大雨で氾濫した久慈川(茨木県下)で、上流から田畑側にあふれた水が下流で堤防を越えて河川側に戻っていったらしく、それ(河川に戻る水の勢い)によって下流の堤防が決壊したとみられるという。
 この現象は、他の宮城県丸森町や福島県下の阿武隈水系でも起きていたとみられ、過去の洪水時にもその可能性が指摘されて、今後の治水対策の見直しが求められるという。
 専門家は「単純に堤防を強化するのではなく、上流域の雨水の増加などに備えた総合的な治水対策が求められる」と提言。

・ことさら目新しい議論ではなさそうですが、
 かつて(2009年)政権交代時の民主党が、(すでに前政権で)着工していた『高規格堤防(スーパー堤防)事業』
(→(1) http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/kikaku/jigyohyoka/pdf/h19/04siryo/siryo1-2.pdf
 (2) http://report.jbaudit.go.jp/org/h23/YOUSEI2/2011-h23-6583-0.htm )
に関して、事業仕分けで “スーパー無駄遣い”と決めつけて事業を中止するなど、政争の具にされた履歴があります。
 その後、事業は再開されたものの、完成までには100年以上かかる計画であり、その事業費も膨大な金額が見込まれること、また「上流から下流まで全流域が切れ目なく出来上がる時点まで、防水機能は完全ではない、ことなど、世紀の一大事業です。

 なお19号で東京都下でも出水被害が発生しましたが、防水堤防事業を住民の熱心な努力・協力により推進していた地域では、災害を免れた実績があるようです。

 防災・減災・国土強靭化などの計画・実行については簡単なことではなく、いろいろな意見・議論があるのは当然ながら、ともかく政争の具にするだけで具体策も実行も何もないという愚だけは避けてほしいものです・・・

*国土強靱化年次計画2019:
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/pdf/nenjikeikaku2019_02.pdf

⑥ 読売新聞(2019.11.19)
・台風19号「水位見えぬ」不満
 水害が相次ぐ中で河川管理のため監視カメラ(ライブカメラ)映像が配信されているが画質が悪かったり見えなかったりと問題点が指摘され国や自治体が河川カメラ機能の強化に乗り出す。
 (実際に、当方も”肝心の時間帯でライブカメラ映像を“一時受信できなかったことを経験しました。)

⑦読売新聞(2019.11.24)
・国内全ダム運用見直し
 国内全1460基のダムについて、来夏にも、大雨時の貯水量を確保するため、大雨が予想される場合には利水用の水をあらかじめ事前放流して水位を下げて、新たに貯水量を確保するなどの対策を実施することに。
 (余談ながら、湛水試験中だった八ッ場ダムは、偶然の幸運で、19号の雨を満水貯留できた。)

⑧付記/その他:
・自然史・地理学的に見ると、古代文明発祥に深いかかわりを持ち、農業や産業の発達など人びとの生活の重要な場として利用されてきた世界各地の主要な部分は「沖積低地」*とよばれる地形区域である。
 その重要な沖積低地は、またしばしば襲来する洪水をはじめ様々な自然災害に曝されて、生活する人々に多大な犠牲を負わせるという歴史を重ねている。
 日本においても沖積低地における人々と自然のかかわりの歴史は世界各地と共通していて、現在に至っている。

・関東地方居住域の現状:
 関東平野における貝塚の分布にもとづき縄文海進期の海岸線の復元が行われた結果、縄文時代前期の東京湾最拡大時である6,000年前の海岸線は、現在の埼玉県栗橋・渡良瀬遊水地付近まで入り込んでいたことが明らかにされた。6000img015blg

 現在の関東平野中央部は、標高50ないし20m程度の台地と、これらの台地を開析する利根川、渡良瀬川、荒川、多摩川等の河川の流路に形成された沖積低地から形成されている。その標高は関東平野の中央部である埼玉県の加須市付近で 10m前後。

(余談ながら、当方の居住する行政域の大部分は関東平野の中央からやや南寄りにある海抜8m前後の沖積低地(中川低地)に位置しています。利根川上流域で堤防決壊、氾濫が発生すれば自宅は床上浸水を免れることは出来ません。)
(なお、一部ながら、西部の古利根川沿いの自然堤防地域や、東部の江戸川沿いの地域(江戸川開削によって切り離された下総台地)など、海抜15m前後の台地状の部分域も散在しています。)

ついでに
●「首都圏外郭放水路」
国土交通省関東地方整備局 江戸川河川事務所
http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa00402.html
・洪水を防ぐために建設された地底50mを流れる世界最大級の地下放水路。
 (所在地:埼玉県春日部市上金崎720番地)
 着工1993年(平成5年)3月、2002年(平成14年)6月に一部供用を開始、2006年(平成18年)6月から全区間完成&全川の供用開始)。
中川、倉松川、大落古利根川、18号水路、幸松川といった中小河川が洪水となった時、洪水の一部をゆとりのある江戸川へと流すことができる。
 もともと中川・綾瀬川の流域は、利根川や江戸川、荒川といった大きな川に囲まれたお皿のような地形の低い土地で水がたまりやすく、これまで何度も洪水被害を受けてきた。
 また川の勾配は緩やかなので大雨が降ると水位はなかなか下がらず、さらに近年の都市化で降った雨が地中にしみこまず一気に川に流れ込むようになったことでも洪水が発生しやすくなっていた。
 首都圏外郭放水路の完成によって、周辺地域で浸水する家屋の戸数や面積は大幅に減り、長年洪水に悩まされてきた流域の被害は大きく軽減されたてきた。
・本施設「首都圏外郭放水路」は別途、“防災地下神殿”として予約制・有料・見学会が催され3コースが設定されています。
(予約等案内: https://www.gaikaku.jp/ )
 
話が途中でそれましたが; 
 首都圏の防災という観点からも問題なのは、特にこの河川流域に形成された厚く軟弱な沖積低地(一律ではないが、砂礫層、粘土または砂質粘土層、そして粘土砂質・砂礫粘土・泥炭などからなる皿状の堆積層)の存在が、地震時の強震動の発生や液状化等の地盤災害の原因になり、また地盤沈下などの 原因と考えられ、さらには流路延長 322kmで、(長さにおいては信濃川に次ぐ日本第2位であるが、)流域面積は16,840km2 と全国1位の利根川などの河川が洪水災害の原因にもなっていること。
 以前から継続的にそれらの自然災害に対する防災・減災対策について計画検討、着工など、また見直しなど行われているが、まだまだ先は長いようだ。
※参考
 *『沖積低地の古環境学』 : 海津正倫(著)古今書院 (1994/5/20) 
 『沖積低地』: 土地条件と自然災害リスク: 海津正倫(著)古今書院(2019/11/3)

※閑話休題:
 太平洋の9島からなる島国ツヴァルは、海面に顔を出す土地が全体で26平方キロメートルしかなく、今後数十年で温暖化に伴う海面上昇によって完全に水没する最初の国といわれている。
 同様の危機にあるキリバス政府は、万一に備えて2000年、国民の需要をまかなうためにフィジーで2000ヘクタールの農地を買収。将来的にこの太平洋地域では一部の国民が、おそらくは文化的に近い隣国に移住を強いられるだろうという。
                             
                  以上

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2019年11月26日 (火)

雑記1

 気候温暖化による異常気象
●11/25朝7時過ぎ、TVワールドニュースの映像:
 フランスでの洪水と救出活動Blg20191125tvtv
 国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が12月2~13日、当初予定のチリではなく、スペインの首都マドリードで開催されることになりました。
 会議では、温室効果ガス中でも特に問題の大きい二酸化炭素(CO)の2018年排出量が観測史上最大(553憶トン)になっていて、気候温暖化防止のためにはさらに厳しい排出削減策を緊急にはじめることが求められるとの報道も。
 一方、依然として、気候温暖化は1000年単位の気候の揺らぎや変動に過ぎないと反論する懐疑派の言説を引き継いだ石油・化学産業のロビー活動や、中国に次いで世界第2位の“温暖化ガス排出大国”で、自国第一主義を標榜する“トレーダー”大統領が、すでに批准していたCOP21(パリ協定)から脱退を宣するなど(実際にはアメリカの多くの州は即座に、温室効果ガス排出削減の努力を続ける意向を表明したのだが)、複雑な地政学の象徴ともいうべき国家間の駆け引きなどで、まだ決定的な前進がないという。
 しかし現実に目の前で起きている気候変動の現実は、ますます猛威を振るう熱帯低気圧(ハリケーン、台風、サイクロン)や暴風雨、熱波などの異常気象、大洪水、森林火災、永久凍土の融解、北極氷河の減少、はたまた農業、漁業の不振など枚挙にいとまのない、瞬時に世界を駆け巡るワールドニュースによってあからさまにされています。
  温暖化防止はいまや時間との闘いの時期であり、世界政治的なアジェンダで一致することが求められています。

 

参考メモ:
①二酸化炭素排出量(2015年統計)
・【国別:総排出量(億トン/年)】
 多い順に:中国(約100)、アメリカ(52)、欧州連合(46)、インド(24)、ロシア(18)、日本(12)
・【住人一人当たり(トン/年・人)】
 カタール(40.4)、アメリカ(16.5)、日本(約9.2)、ヨーロッパ(9.1)、中国(6.2)、フランス(5.7)、チリ(4.2)、アフガニスタン(0.2)、レソト(南アフリカ)(0.01)と大差がある。
出典:『地図とデータで見る気象の世界ハンドブック』フランソワ=マリー・ブレオン/ジル・リュノー著、鳥取絹子訳 原書房 2019年9月30日第1刷)


②別の資料(2016年)  https://www.jccca.org/chart/chart03_02.html  では
 世界の二酸化炭素排出量に占める主要国の排出割合と各国の一人当たりの排出量の比較(2016年)
 国名   国別排出量比  一人当たり排出量 
 中国     28.0          6.6
 アメリカ   15.0        14.9
 インド     6.4          1.6
 ロシア     4.5          10.0
 日本      3.5          9.0
 ドイツ     2.3          8.9
 韓国      1.8          11.5
 アフリカ合計 3.6         0.95
  
 出典) EDMC/エネルギー・経済統計要覧2019年版
 *国別排出量比は世界全体の排出量に対する比で単位は[%]
 *排出量の単位は[トン/人-エネルギー起源の二酸化炭素(CO2)]


③日本の地球温暖化対策計画の進捗状況:
 https://www.env.go.jp/press/post_3694/110926.pdf

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2019年11月22日 (金)

オニグルミ冬芽と葉痕・維管束痕

 本日(11/22)は未明から弱いながらも冷たい雨が降り続き、最高気温8℃、最低気温5℃と、いきなり真冬並みに冷え込みました。
 2,3日はぐずつく予報で、相変わらずの気まぐれ天気です。

 ・咲き残りのホトトギスと1週間前くらいから咲き始めたサザンカがバトンタッチ。R0020938119R00209391112


オニグルミ冬芽と葉痕・維管束痕
 川縁で樹勢は衰えたままながら枯れずに頑張っている自生のオニグルミはすっかり丸裸になって、独特の冬芽と葉痕・維管束痕が目立っています。Img_7558Img_7555

※冬芽がのぞいた落葉樹が葉を落とした跡が「葉痕です。そして、葉痕の中に「維管束痕」(維管束 ( 根から吸い上げた水分や養分を通すパイプであるとともに、茎を支持する機能を持つ組織 ) の痕跡 )があります。
 それらの様子をルーペで観察すると、植物の種類によって葉痕は円形、半円形、ハート型などと、それぞれ特有の形をしているのが分かります。
 またさらに葉痕に囲まれた中に色々な”表情”に見える点々(維管束痕)があり、これもまた植物の種類によってその数や形が決まっています。
 そしてそれらの組み合わせが、いろいろな生き物の顔に見えるので、葉を落とした冬の植物観察の楽しみにもなります。

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2019年11月21日 (木)

カイツブリ(留鳥)とカンムリカイツブリ(冬鳥)

カイツブリ(留鳥)とカンムリカイツブリ(冬鳥):

●カイツブリ(留鳥):
 久しぶりに晴れてしかも静かだった池に、少数のヒドリガモ(冬鳥)がいて、そこから少し離れたところにカイツブリが1羽浮いていました。
 目ざとく警戒心が強いので、レンズを向けるとすぐに、いつものように、すぐに遠ざかっていきます。Img_7426Img_7425


 ヒドリガモの群れが休息しているところまで行くと、安心したのかリラックス。Img_47346r


●カンムリカイツブリ(冬鳥):
 そこからずっと離れたところに、今度はカンムリカイツブリ(冬鳥)が2羽浮いているのを見つけました。
 2羽は少し距離を置いてバラバラながら少しずつ近寄って来るのを追っかけ。1img_74472img_74606r3img_746224img_74724r

 つかの間の、静かで平和な冬の池のひとコマでした。

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2019年11月17日 (日)

キタテハなど

 本日(11/17) のニュース報道によれば、環境省などが2008年から10年間に全国の里山や周辺の地域でおこなった植物や鳥類、昆虫など生態系観測データの分析結果、里山のチョウ類が激減しているという。
 日本昆虫学会が選定した国蝶オオムラサキ*の年平均減少率は16.1%、イチモンジセセリは6.6%減少していたという。
 原因は里山や周辺地域の管理が不適切だったり、あるいは開発が進んで環境が変化したりしたことによると推測。
*(クヌギ林などで見られる


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 当方、半径2㎞ほどの散歩フィールドでも、この10年の間に ( 定性的な観察にすぎませんが ) ごく普通に目にしていた昆虫類でも、その種類や個体数ともにずいぶん少なくなったと実感しています。


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 10月中旬前後に見かけたタテハチョウの仲間:

●ヒメアカタテハ:
Img_6971Img_6972
キタテハ(秋型)
 夏型より色彩が鮮やかです。成虫で越冬します。
Img_6995Img_6995-2   https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-e540.html

●ツマグロヒョウモン♂:
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2019年11月14日 (木)

シロヘリクチブトカメムシ、キンボシハネカクシ、エビガラスズメ幼虫など

 相変わらず月遅れの記事です。
 10月初旬の堤防筋で。
 今回は、少々気持ち悪い画像ですのでご注意を。


●エビガラスズメの幼虫を食べあさるカラスの群れ:
 草刈りが終わった後に大雨が降った翌日の午前中、草むらの住処を追われたガの幼虫が多数、遊歩道上に“ばらまかれたように”這い出していて、少しばかりきもちわるいほどでした。
 大半が緑色型や褐色型のエビガラスズメ幼虫でした。

 そして、それを目当てに悪食のカラスが集まって、食べていたのです。
 遊歩道の100メートルほどの間に、今まで見たことがないほどに点々と、カラスの排泄物、白い糞が落ちていました。
 そしてその先にカラスが地上に降りていて何やら盛んについばんでいます。
 近づいていくと一斉に飛び立って池端に自生したヤマヤナギの茂みに隠れ、また一部は反対側の電線に止まりました。
 カラスが降りていた地面を見ると、食い散らかされたエビガラスズメの残骸が点々と・・・
 (画像は大分”遠慮した“ものです。)Img_69082rImg69154rImg_69114r

 そこを通り過ぎるとすぐに舞い戻っていたようでした。
(なお余談ながらこの状況は数日間、繰り返し続いていました。)

※エビガラスズメ幼虫(スズメガ科):
・幼虫:体長 80~90mmになる大型のスズメガの1種。
 食草はヒルガオ科植物で、サツマイモ、ヒルガオ、アサガオ、フジマメなど。
 幼虫には緑色、褐色、これらの中間色のものと3型がある。
 土中で蛹化し、そのまま越冬する。
・成虫:大型のスズメガの仲間で、太い腹部の両側に紅色の部分があり、焼いたエビの胴体を思わせるのでこの名がある。
 前翅の開張幅 80~106mm。前翅は灰色で、黒褐色の不定紋がある。
(成虫)出現時期は5~7月;8~10月の2回。
 分布は日本各地。


●シロヘリクチブトカメムシ:
 つぎに目にしたのはハスモンヨトウ(蛾)の幼虫を捕まえ、口吻を差し込んで吸汁していたシロヘリクチブトカメムシです。
 普段はあまり見かけません。
 近寄るとさすがにすぐに逃げ出しますが、遠ざかると再び戻ってきて吸汁していました。

※シロヘリクチブトカメムシ
 大きさ12~16mm。肩のあたりにするどくとがった角をもつ。濃い茶色地の中央にしずくを垂らしたような白点と両側に白い筋が目立つ。
 ハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、シャクガなどガの幼虫の体液を吸う。
 分布は本州、四国、九州。もともとは南方系のカメムシ。Img_35054r


●キンボシハネカクシ:
 見かけることは稀になった昆虫仲間です。物陰を伝うようにして移動していたところ。
 地表を歩いている時は翅をたたんで隠していますが、必要な時には隠している翅を広げて飛ぶことができます。Img_6892-2r
※キンボシハネカクシ:
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-8db3.html


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2019年11月12日 (火)

満月、赤トンボ(ナツアカネ)

 11月12日 当地の天気は晴れ。 日の出 06:14  日の入 16:36

 台風19号上陸から1か月。
 地上に残された大嵐の爪痕はあまりに大きく、今後に残された、また求められる課題は山積していますが、そんなこととは無縁のように、日は出て、そして入っていき、そのあとに満月。

・16時28分:
 西の空を茜色に染めながら沈む太陽。画面左端には紫色の富士山。
Img_7496

 
・周辺を溶かすように沈んでいく真っ赤な太陽:Img_7494201911121627


・16時29分、地平の雲に沈んだ太陽:Img_7498


・その左端(南西)に富士山:Img_7501


・反対側(北東)には筑波山:Img_7504


・18時36分満月:Img_7512201911121836Img_7510


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●ナツアカネ:
 今シーズン初めてで最後のナツアカネ:
 アキアカネに比べて当地ではもともと少ないナツアカネですが、今年は初めてで、最後のナツアカネです。
 アキアカネに比べて、顔まで真っ赤になる赤トンボです。R00209372r115
 秋も深まりました。(撮影11月5日)

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2019年11月 9日 (土)

小春日和の秋の夕暮れ

 本日(11/9(土))も終日好天の小春日和。日の入りは16時38分。
日没後に刻々と変化する夕焼け空の色がきれいでした。

・16時40分:
 茜色に染まる西の空:Img_3877

 東の空に月齢12.4の明るい月:Img_3873


・16時52分:
 西の空Img_3887

 東の空Img_3893



 ・堤防の草地には小春日和日に誘われたタンポポが1輪:Img_7424

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2019年11月 8日 (金)

9月末、田んぼ畔に生えていた(水田)雑草など

 今日も朝から快晴。冷え込んでいましたが、市街地から望む日ノ出(6時10分)の空(写真上は東、下は西)は、雲や空気中の水蒸気などでピンク~オレンジ色になってきれいでした。69


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 9月末、稲刈りが終わり2番穂が出そろった田んぼ、また畔道に生えていた(水田)おなじみの雑草など。

ウスゲチョウジタデ(アカバナ科チョウジタデ属)
 湿地・水田・田んぼの畦などに生える1年草。
 花期は8~11月、分布は本州(関東地方以西)。Img_68742r


●ヒレタゴボウ(別名アメリカミズキンバイ)(アカバナ科 チョウジタデ属)
 北アメリカ~熱帯アメリカ原産の帰化植物、1年草。
 花期は8~11月、分布は本州(関東地方以西)。Img_6838


●イボクサ(ツユクサ科イボクサ属):
 水田、畦、湿地などに見られる1年草。
 花期は8~11月、分布は本州(関東地方以西)。Img_68362r


●ニラ(の花)にモンキチョウ♀:
 毎年決まった田んぼの畔に生えてくるニラ。
 種がこぼれて翌年も繁茂、の繰り返しで、その花を目当てに昆虫類が集まってきます。Img_6835


●アメリカキンゴジカ:
 毎年生えてくる田んぼ沿いで繁茂していましたが、種をつける前にきれいさっぱり刈り取られていました。Img_68282r
 
アメリカキンゴジカ(アオイ科):
 熱帯アメリカ原産の帰化植物。花が開くのは晴れた日の午前中で、1時間少々の限られた時間帯だけ。
 地域や環境によって前後しますが、当地では9時過ぎに開きはじめ、10時半ごろには閉じてしまいます。
 また満開と言っても花びらが全開になることはありません。11時過ぎになると花弁を内側にクルリと巻き込んで閉じてしまい、萼の中にすっぽりと包み込まれるようになってしまいます。

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2019年11月 7日 (木)

9月最後のバッタ仲間その他

 今年の秋は高温や大雨が続いて、爽やかさの季節感は感じることのないまま、日毎に短くなる「昼の時間」だけで晩秋を思い知るのですが、明日は暦の上で立冬。
 気が早いですが、穏やかな冬になってほしいものです。


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 9月も終わるころ、最後に見かけたバッタ仲間など。
 池周辺の広い草地が長雨で長期水没するなどの影響もあったからでしょうか、草むらに生息するバッタ類や、地表性の昆虫類がずいぶん少なかったようです。

●マダラバッタ:
 草原に探しにいってみても、どこに”避難”したのか、少なかったバッタです。Blg4r


●クルマバッタモドキ:
 ほんらい普通に見かけるバッタですが・・・Img_6851


●イボバッタ:
 もともと生息数も多くはありませんが、居ても地面(背景)に溶け込んで見つけにくい小型のバッタ。Img_6880


●トノサマバッタ:
 バッタ仲間では、相対的に一番の多数派なのですが、絶対数はずいぶん少なかったです。Img_6853


●アカガネコバチ:
 雑草の花も少なかったので、見かける個体数も減少。Img_6869


●ゴミムシの仲間:
 地表性の昆虫類もあまり見かけられませんでした。Img68632r


●イチモンジセセリ(セセリチョウ科):
 朝方、庭に飛来して、目前のサザンカの葉に静止した個体。
 しばらくそのまま止まっていましたが、ほどなく飛び去りました。
 今シーズンはフィールドで遭遇する機会がなぜか特に少なかったイチモンジセセリです。R00208422r

※茶色い後翅に白い斑点のつながった一文字模様があるセセリチョウ。
 どこにでも見られる普通種で、個体数も極めて多い。
 幼虫の食草は、イネ、ススキ、エノコログサなど。
 出現時期は5~11月、分布は日本各地。

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2019年11月 6日 (水)

晩秋の夕焼け空

 日中の最高気温21℃、最低気温は7℃と気温差が大きな一日でした。

 夕焼けが綺麗でした。

 スルスルと沈んでいく夕日に赤く染められた西の空:
 (16時29分~)Img_7384Img_7386Img_7396


 南西には紫色の富士山遠望:Img_7393


 南東の空には月齢9.2の明るい月:Img_7398Img_7411


 東の空は紫、ピンク、橙、黄のグラデーションが綺麗でした:
 (16時40分)Img_7405


 明日も好天の予報です。

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2019年11月 5日 (火)

9月下旬の雑草、他

 天候不順だった9月下旬、時折の散歩に際に撮りためていた雑草など。
 毎年ほぼ同じ顔ぶれで、除草剤に耐え、また単に除草作業のタイミングで草刈り機の刃を逃れた丈夫な雑草その他です。

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●アキノノゲシ:
 秋になると他の雑草とともに田圃の排水路沿いに生えています。大型の雑草で、邪魔になります。Img_68222r

※アキノノゲシ(キク科アキノノゲシ属):
 1〜越年草。日当たりのよい荒れ地や草地などに生えて草丈は0.6〜2mになる。
 葉は互生し、茎の下部の葉は長さ10〜30cmで大きな切れ込みがある。
(切れ込みのない細い葉を持つものはホソバアキノノゲシとして区別することもある。)
 花は茎の上部に円錐状に多数つく直径2cmほどの淡黄色の頭花で、昼間開き夕方にはしぼむ。
 花期は8〜11月、分布は日本各地。


●イタドリの雄株・雄花:
 大方の場所では除草作業によってすべて刈り取られて花をつけるまで残ることはありませんが、たまたま草刈機の入らない空き地スペースに残った雄株が白い花)(雄花)をつけていたもの。Img_68072r

※イタドリ(タデ科ソバカズラ属):
 雌雄異株の多年草。
 雄花の直径3ミリほどで、オシベは花弁の間から長く飛び出すように見える。
 花期は7~10月、分布は北海道西部以南の日本各地。


●ヤブツルアズキ:
 毎年、決まった場所に生えてきます。
 こちらも草刈りのタイミングで、豆果が熟すまで残っていることはまれで、たいてい黄色い花が目立った後には刈り取られて無くなってしまいます。Img_68162r

※ヤブツルアズキ(マメ科ササゲ属):
 日当たりのよい道端や草地などに生えるつる性1年草で、小豆の原種といわれる。
 蔓が長く、草などに巻きつく。茎や葉には黄褐色の毛がある。
 葉は3小葉からなる。
 花は黄色で長さ1.5〜1.8cm。2個が合着して筒状になった竜骨弁はねじれ、左側の翼弁がかぶさっている。
 豆果は長さ4~9㎝の線形、無毛、種子は1列に入り、黒く熟し、捻じれて裂開する。
 種子は長さ3.5~4.3㎜、黒色。
 花期は8〜10月、分布は本州、四国、九州。


●ヨモギの花:
 こちらも草刈を免れて草丈を伸ばし、茶色の花をつけ、秋の花粉症の原因でもある花粉を飛ばしていた“天敵“の一つ。
 春先のヨモギ摘み風情からは思いつかない草姿です。Img_6808-3r



●オニグルミ果実:
 川岸に1本だけ残っている古株のオニグルミ。
 歴年の暴風雨で痛めつけられながらもなんとか枯れずに、また伐採されることもなく、毎年実をつけています。
 熟して一定の時期が過ぎると、ある日一斉になくなりますので、収穫されているのでしょうか。Img_67842r

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2019年11月 4日 (月)

9月下旬の昆虫キチョウ、その他のアリグモ

 晴れると日中の最高気温は20℃を超え、明け方の最低気温は10℃を下回るようになりました。
日内変動が大きくて戸惑うことも。
衣替えの片づけをしなくてはと思いながら進みません。

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 相変わらずの遅ればせの記事です。
 9月下旬、不安定な日が多かったフィールドで見かけた、ありふれた、それでも少なくなった昆虫類。

●ヤマトシジミ:
 雑草のハゼランに吸蜜に来たところ。
 今シーズンはなぜか異常と思うほど頻繁に庭に飛来したヤマトシジミでしたが今は少なくなっています。R0020804


●キチョウ(=キタキチョウ) (シロチョウ科モンキチョウ亜科):
 少しヒンヤリした朝方、雑草カナムグラの茎先に静止していた個体。
 秋型の個体のようです。Img_67942r

※草原などで普通に見られる。大きさ(前翅長)約24mmでモンシロチョウやモンキチョウよりひとまわり小さい黄色いチョウ。
 前後翅表面の外縁には黒色帯があるが、秋型には黒色帯が退化,あるいはまったくないものも見られる。
 飛び続けることが多くてなかなか止まりませんが、いろいろな花で吸蜜したり、地面で吸水したりする。
 年数回発生し、成虫で越冬し、早春から飛びはじめる。
 出現時期は3~11月、分布は本州、四国、九州。
 幼虫の食草は、ネムノキ、ハギ類など。


●オンブバッタ(オンブバッタ科):
 庭にやってくると、園芸植物のつぼみや花弁を齧って台無しにする害虫です。94r

※頭部がとがった小さめのバッタ。大きさ(翅端まで)は、♂は小さく2.5cmほどで、♀は大きく4cmくらい。
 体色は緑色であるが、褐色の個体もいる。
 飛ばないかわりによく跳ねる。小さくても食欲旺盛で種類を選ばず何でも齧るので、花壇や家庭菜園などでは害虫にもなる。
 出現時期(幼虫含む)は5~11月。分布は日本各地。


●アリグモ:
 本当に、黒蟻そっくりの外観ですが、行く手を妨害したりすると、尻から糸を引きながらツーと降下して逃げていくのですぐに蜘蛛とわかります。
 今シーズンはよく目にしました(というか、以前には単に、アリグモと気づかなかっただけでしょうが。)R0020796


●アオドウガネ:
 在来種のコガネムシは全く目にすることがなくなりました。
 かわって外来種のアオドウガネ(夜行性で、灯りにも飛来する)が市街地にも蔓延っています。
 そして、こちらも気づかなかっただけのようですが、フィールドでも多数繁殖しているようでした。
 庭のイヌマキ(常緑樹)の新葉を目当てに、毎日夜間大量に飛来して、葉を食い荒らし、朝方の樹下に大量の糞と、食べかけの葉のかけらを落としているので、その存在がわかります。
  写真上段は、朝、竹の棒で枝をゆさゆさ揺さぶると“習性”で、すぐに”固まって“ぽろぽろと地面に落下してくるのを即踏みつぶして駆除した、新記録 13 匹 /日の記録。
 下段は、日中でも堤防のイタドリの葉を蚕食していた個体です。R002068413max

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2019年11月 1日 (金)

晩秋の始まり

 今日から11月。
 本日は終日よく晴れました。
 日の出は 06:03、最低気温は5時に9.4℃とこの時期らしい冷え込みに。
 しかし日が上るにつれてどんどん気温が上がり、日中の最高気温は午後3時の24℃。薄着でも農道を歩けば汗ばむほどで11月に入ったとは思えない暖かさに。
 日の入りは16:46で、夕日・夕焼けがきれいでした。ただ大気の塵が吹き払われ、水蒸気も少なかったということで、夕焼けも赤色ではなくオレンジ色や黄色、残照もオレンジ色になりました。
 細い月が登り、霞んではいましたが青みがかかった富士山も見えました。20191101170210_pDsc_0045
 日射しの強い田んぼ道には真っ赤になった赤トンボ(アキアカネ♂♀)が飛び交い、4r_20191101232801
 堤防筋にはモンシロチョウ、ベニシジミなどがいて、Img_7334Img_73372r_20191101232901
 川ではミシシッピアカミミガメが甲羅干し、2r_20191101233001
 青空にはにサギが飛び、Img_7346
 電線には高鳴きするモズの姿も。Img_7353
 草地の隅にはススキではなく、遠目にはよく似たオギの白い穂が光っていました。Img_7347
 明日の天気も同じように暖かい晴れで、3日は曇りのち雨の予報。

 

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