オニグルミ冬芽と葉痕・維管束痕
本日(11/22)は未明から弱いながらも冷たい雨が降り続き、最高気温8℃、最低気温5℃と、いきなり真冬並みに冷え込みました。
2,3日はぐずつく予報で、相変わらずの気まぐれ天気です。
・咲き残りのホトトギスと1週間前くらいから咲き始めたサザンカがバトンタッチ。
●オニグルミ冬芽と葉痕・維管束痕:
川縁で樹勢は衰えたままながら枯れずに頑張っている自生のオニグルミはすっかり丸裸になって、独特の冬芽と葉痕・維管束痕が目立っています。
※冬芽がのぞいた落葉樹が葉を落とした跡が「葉痕です。そして、葉痕の中に「維管束痕」(維管束 ( 根から吸い上げた水分や養分を通すパイプであるとともに、茎を支持する機能を持つ組織 ) の痕跡 )があります。
それらの様子をルーペで観察すると、植物の種類によって葉痕は円形、半円形、ハート型などと、それぞれ特有の形をしているのが分かります。
またさらに葉痕に囲まれた中に色々な”表情”に見える点々(維管束痕)があり、これもまた植物の種類によってその数や形が決まっています。
そしてそれらの組み合わせが、いろいろな生き物の顔に見えるので、葉を落とした冬の植物観察の楽しみにもなります。
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