« ユリカモメ(冬鳥)初見 | トップページ | 「3県境」 »

2019年12月21日 (土)

渡良瀬遊水地訪問

 去る10月13日、台風19号の影響で過去最大という満水貯留量を記録して出水した渡良瀬遊水地でした。
 (2019.10.14関東地方整備局記者発表資料)20191014Img_7859

 その際、当方にも洪水避難勧告が出ました。
 (10月13日午前1時45分記者発表資料)Trm 

 繰り返しになりますが当時(2019.10 .13)渡良瀬遊水地出水時の空撮映像(上)と、2019.1撮影渡良瀬遊水地空撮(平常時)(中)の原画像、更に広範囲の状況画像(下)を、比較のために少し加工して並べてみました。201910-13hk20191trmhk201910-13hk_20191221200501

 ハート形の谷中湖周辺施設(トイレ、周回通路、橋、公園施設、管理棟など)のすべてが水没して予想をはるかに超える出水量であったことを改めて認識しました。

 出水が引いた後も当然ながら谷中湖周辺施設について園内の立ち入りは全面禁止になりました。
 そして堆積した泥やごみの撤去作業が行われていた11月15日には一部が開園になり、更に12月9日に全面開園となりました。
(なお第2調節池、第3調節池は土砂やゴミの堆積、土埃で引き続きご利用になれない場所があり、立入禁止の解除がされていない場所には、今後も近づかないこと。)Img_7858trm 
 また12月13日に行われた遊水地の12月度野鳥観察会では、28羽(種)が観察されたということでした。

 そこで、さして遠くもなく、しばらく行ってなかったこともあって、年内に一度は現地を見に行きたいと思っていましたので、先日、(当日は終日肌寒い曇天でしたが)思い立ったが吉日とばかり、マイカーで出かけてきました。片道45分前後で現地到着:
 周囲が見渡せる中央エントランス入り口に向かう堤防の上に立って見渡した風景は、一見、過去に見慣れた平常時の冬枯れ風景と大差ないように見えました。
 (画像はクリックで拡大します)Img_7856trnImg_7857
 ただし当然ながら、人影はごくまばら。


◆歩いたコースは以下の通り、”ショートパス“で、2時間ほど。
 中央エントランスを経て下宮橋→西橋→野鳥観察台広場(休憩施設があります)→直進して→東橋→東谷中橋を左折→谷中村史跡ゾーン→北橋→野鳥観察台広場→西橋→中央エントランスから帰途に。
(画像はクリックで拡大します)Img_7858trmtrm

 園内の諸施設はまだ復旧していません。トイレは仮設トイレが要所に設置されていました。
 ・通過した橋(西、東、東谷中、北)はすべて水没。(写真は西橋の例。掃除出来ないところにゴミが引っかかったまま)Photo_20191221202301


 ・野鳥観察台広場の休憩所の屋根が流失していた。100m程離れた広場のはずれの木立の中に引っかかって残っていた。
(たまたま野鳥観察台周囲の整備工事をしていた方に教えられました。)4r_20191221203501Photo_20191221210401

 満水時の水面上に点々と梢をのぞかせていた園内の樹木。5mほどの高さはあるでしょう。Tunntunnnozoitakinokozue

 ・谷中村史跡ゾーンの諸施設も被災。復旧はこれから。4r_20191221211401


 鳥の姿は、“手持ちの道具”ではもともと観察は無理。何しろ広くて、水鳥の浮かんでいる距離が遠すぎて望遠鏡がないと分かりません。
 目視で確認したのは特に珍しくもない多数のカルガモとヒドリガモ、マガモ、また時折目にしたのは盛んに潜水・浮上を繰り返していたカンムリカイツブリ。
 そして、写真を撮って拡大して始めて確認できたハジロカイツブリだけが収穫でした。
 ・カンムリカイツブリ:Img_7876


 ・ハジロカイツブリ:
  一見して、ミミカイツブリ(冬羽)によく似ていますが、クチバシがまっすぐではなく上に反っているように見えること、また頭部の黒い部分が目の後ろの位置で、目の高さまでではなく、目よりも下に大きく広がっていることからハジロカイツブリと判断しました。
 鮮明な画像ならルビー色の目が綺麗なはずですが・・・
  (遠くて不鮮明です。)Img_7954

・来年1月にも野鳥観察会などが計画されていますが、少しずつでも環境整備が進むことを期待しています。

|

« ユリカモメ(冬鳥)初見 | トップページ | 「3県境」 »

」カテゴリの記事

自然」カテゴリの記事

雑記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ユリカモメ(冬鳥)初見 | トップページ | 「3県境」 »