ミコアイサ♂(初見)
●ミコアイサ♂(初見)
去る12/29、快晴で微風の穏やかな冬日になった午後2時過ぎ、散歩ついでに池まで行きました。
池で一番多く見かけるヒドリガモの姿はなく
(それはそのはず、池に行く途中、川の堤防南斜面に早咲きの水仙が花を開き、イネ科の雑草などが伸び出していて、その若芽を採餌するのに集まっているのを見ていましたから:黒いのはオオバン)、
池の遠くに少数の黒っぽい点々があり、その周辺に、直射日光を浴びると白く光る複数の点が目立ちました。
絶対数は少ないものの、比較的よく目にするカンムリカイツブリだろうとタカをくくりながら双眼鏡を覗いてみました。
上記の写真を撮り、(後で気が付きましたが、ミコアイサ♂も映り込んでいたのでした)、しばらくレンズを覗いていたところ、突如思いがけずミコアイサ♂がファインダーに飛び込んできたのでした。
慌てて2枚、シャッターを切ったところで残念ながら視界から消えてしまいました。
小魚漁りの時間帯だったようで、複数の姿があるカンムリカイツブリもミコアイサも浮上している時の動きは早く、また潜水すると次に浮上する位置は潜水したところからかなり離れた場所になってその予測は困難。
しばらく周辺を見渡していたところ、再び遠くに白点が5個あるのを見つけて追っかけ。
ファインダーにはカンムリカイツブリしか入らず、しばらくファインダーとにらめっこしていた時に、突如、ミコアイサ♂が飛び込んできました。
そのまま潜水することなく、前のめりになりながら目前を横切っていくのを何とか追っかけ。
そして一番近いところまできた、と思った瞬間、パット飛び立ってそのまま北東の空に消えていきました。
いつものことながら、全くの偶然の幸運です。
ミコアイサ♀は今シーズン既に2回遭遇していましたが,♂の観察は初めて。
これで今年もめでたく終わることができたと自己満足の締めくくりができました。
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【最後に】:
・私の今年一番印象に残った言葉はやはり、流行語年間大賞に選ばれた「ONE TEAM」でした。
ラグビーに限らず、よろずスポーツ不得意の我が身ですが、ラグビーというスポーツは試合が終われば「ノーサイド」(勝った側(SIDE)も負けた側(SIDE)もない(NO))という精神であり、今は、試合終了は(世界的に)「FULL TIME(フルタイム)」といわれるのが一般的ということも知りました。
にわかファンになりました。
・振り返ってみれば、拙いブログを書き始めたのは2007年の半ばからで、12年が経過しています。
この間に、日常の身近なフィールドで散歩がてら目にした風物は、時代の流れと共に多様性・変化に乏しくなり、また自身の感受性も劣化した気がするようになりました。
そのようなこともあって、数年前から『書かずもがな』の記事が増えたとの思いが募ります。
それでも今年最後の記事を記載して一区切りといたしました。
今年一年、当ブログにご訪問いただいた皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
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