オオカマキリの卵鞘、ナミホシヒラタアブ、その他
●オオカマキリの卵鞘
池端に植樹されたクスノキ小木の小枝に、秋に産み付けられたオオカマキリの卵鞘がありました。
位置は高さ2m程のところ。
卵鞘は寒さや乾燥に耐えてそのまま越冬し、4~5月頃に孵化します。
1つの卵鞘から200匹ほどの幼虫が一斉に孵化して出てきます。
その後6、7回脱皮を繰り返し7月ごろ成虫になりますが、共食いしたり天敵に捕食されたりして無事に成虫になれるのはほんのわずかです。
なお、当地ではオオカマキリの成虫を見かける頻度はごく少なく、比較的多いのはチョウセンカマキリですが、近年はカマキリを見かける頻度は激減しました。
●ナミホシヒラタアブ♂(ハナアブ科):
夕刻になって掃き掃除をしていた時に、日陰になった外構壁の白い壁面にポツンと黒っぽいものが付いているのに気が付きました。
箒で触れるとポタっと地面に落ちましたがゆっくりと動いています。体長10~11mm。
日中晴れ間がのぞいたので、どこからか飛来した越冬中の個体だったようです。
数日前にも駐車場に居るのを見かけていました。
●セイヨウアブラナ:
草地にセイヨウアブラナが一株だけ花径を立ち上げて黄色い花を開き始めていました。
(葉の基部が茎を抱いていればセイヨウアブラナで、葉の基部が茎を抱いていなければセイヨウカラシナです。)
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