熱帯性植物の花、ブラックキャットなど
・大寒の最中、それらしく寒い日もあれば、2カ月も季節が進んで暖かさを通り越したような日もあったり。
雪が多すぎるのはもちろん困るが、必要なのに雪がないのも困りもの。
変調のおさまらない天候です。
・新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大も心配が増えてきました。
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・先日マイカーの6か月点検で、前回同様バッテリーに問題あり。
走行距離が短すぎて充電不足。乗らないでも、定期的にエンジンをかけておくように、との診断。
そこで、天気予報外れの曇天で寒かった1日、バッテリー充電目的で片道39㎞の「とちぎ花センター」まで。
その一部:
またこの時期に開花が見られる以下の熱帯性植物も、ほとんど貸し切り状態でのんびり観察してきました。
●オオベニゴウカン(Calliandra haematocephala)(マメ科ネムノキ亜科):
ボリビア、ペルー、ブラジル原産の中木。
樹高3mくらいになる中木で、葉は偶数枚の⼩葉がついた羽状複葉。真っ赤な化粧パフに似た10cm近い半球形の花を咲かせるので、英名はpowder-puff。
和名(オオベニゴウカン)は大きな紅色の花を咲かせる合歓木(ねむのき)の意味。
花期は12~4月。
●ドンベア(Dombeya wallichii)(アオギリ科ドンベア属):
マダガスカル諸島原産の、樹高2~6mで非耐寒性常緑低木。
葉は互生し、有柄、葉身は15~30cmの円形から広卵形、基部は心臓形、縁に鋸歯がある。
花茎の先に半球状の花序を垂れ下げ、淡紅色(または白色)の鐘形の花を多数つける。
花にはバニラ様の甘い香りがある。花期は11~3月。
●チャイニーズハット・サンギネア(Holmskioldia sanguinea))タマツヅラ科:
ヒマラヤ原産で、樹高3m~ほどの非耐寒性常緑低木。
チャイニーズハットの名前の由来は、花に見えるロート状の萼の先に花が咲き、萼の形が中国の帽子のように見えることから。
チャイニーズハットの種類は2種類あり、その一つがホルムショルディア・サンギネア。
花径2~3cm、橙色~紅色の花を咲かせ、英名でチャイニーズハットと呼ばれている。
花期は11~12月。
(なお、他の一つは、東南アジア~アフリカ原産のホルムショルディア・テッテンシス(Holmskioldia tettensis)という種類で、紫色の花を咲かせ、こちらは英名でタヒチアンハットと呼ばれている。
花期も異なり7~8月。)
●ウナズキヒメフヨウ(Malvaviscus arboreus):アオイ科ヒメフヨウ属:
メキシコなど熱帯アメリカ原産で、樹高1~3mの非耐寒性常緑低木。
緋赤色(scarlet)(が一般的だが桃色や橙色もある)で長さ5cm程の花をつける。
名前の由来は、蕾のときは上を向いているが、咲いても花弁は開かず下向きになることから。
花期は11~翌年4月。
●ソランドラマキシマ(Solandra maxima)ナス科ソランドラ属:
メキシコ原産の常緑つる性、無毛の分枝性低木で高さ3~5m。
葉は楕円形で先端が尖る。蕾は外向きに咲く。
開くと直径20cmにもなる黄色い花で、花冠には5個の紫色の筋がある。
越冬温度は5℃だが、生長には20℃以上必要。
和名は「ウコンラッパバナ」。なお結実はしないということです。
花期は3~7月。
●コーヒーノキ(果実)(Coffea arabicaなど)アカネ科コーヒーノキ属:
アカネ科コーヒー属、コフィア属に属する植物の総称で、主に栽培種(アラビカコーヒーノキとロブスタコーヒーノキなど)を指す。
アラビカ種はエチオピア南西部の高地が原産地。また、アフリカ大陸西部~中部からマダガスカル島と周辺諸島にかけて多数の野生種が分布。
花期は6~7月、花が咲き終わり受粉できたら緑色の楕円形の実がなる。
結実から約10か月もの歳月をかけて徐々に熟して、緑から赤、赤から濃い褐色へと変化し収穫時期になる。
●オオミトケイソウ(Passiflora quadrangularis)トケイソウ科トケイソウ属:
熱帯アメリカ原産のつる性多年草。
和名は花が時計のように見えることから。糸状の花冠が時計の文字盤、雌しべが指針に見える。
基部は木質になり、長さ10~15m、無毛。花は薄赤色、直径6~8(~10)㎝。
咢片は外側が緑色、内側が赤色。花弁は薄赤色、長円形~長円状披針形 、長さ2.5~3.5㎝。
副花冠は5列につき、白色又は紫色、糸状。
花期は2~8月。
なお花は1日でしぼんでしまうため、見られたらラッキーということでしたが、少ししぼみかかった花を観察できました。
●カカオ(Theobroma cacao)の果実;アオギリ科:
中央アメリカから南アメリカの熱帯地域を原産とする常緑樹。
花期は原産地では周年、栽培地では気温による。
直径・高さともに大きさ約3cmで香りのない多数の花をつけ、その一部が結実し、果実は約6か月で熟す。
長さ15~30cm、直径8~10cmで幹から直接ぶら下がる幹生果で、カカオポッドと呼ばれる。
品種によって長楕円形、偏卵型、三角形など、また外皮の色も赤・黄・緑など多様。
中に20~60個ほどの種子があり、これがカカオ豆 (cacao beans)になる。
収穫期は産地によって異なるが、概ね年2回で乾期と雨期に行われ、収穫した果実は果皮を除いて一週間ほど発酵させ、取り出されたカカオ豆がココアやチョコレートの原料になる。
●ブラックキャット/タッカ・シャントリエリ(Tacca chantrieri)タシロイモ科:
インド北東部、東南アジア原産。
耐寒性は弱い草丈70~100cmの植物で、黒っぽい独特の形の花を咲かせ、地下に肥大した地下茎をつくる多年草。
別名バットフラワーにたとえられるコウモリの羽を広げたような部分は苞で、それに包まれるようにつく多数の小さな星形のものが花。
花の周囲には、細長い糸状の花をつけなかった花柄(不稔性花柄)が垂れ下がり、まるでひげのように見える。
高温多湿を好み、20℃以上の適温下では常緑で一年中開花するが、低温に当たると地上部が枯れ、イモ状の地下茎が残って冬越する。
花期は7~10月。
●アンスリウム/(オオベニウチワ)((Anthurium. andraeanum)サトイモ科ベニウチワ属:
熱帯アメリカ原産で600種以上ある常緑性多年草。
葉や苞(花に見える部分)が美しいものがあり、観葉植物として栽培されるものがある。
その中でも日本でよく栽培されるのがオオベニウチワ。
きれいに着色するのは仏炎苞と呼ばれる部分で、花はひも状の部分(肉穂花序)に多数ついている小さなもので目立たない。
花期は5~10月など長い。
●ハナキリン(Euphorbia milii)トウダイグサ科:
マダガスカル原産の多肉植物。
色鮮やかな小さい花と、鋭いトゲが特徴。あたたかい所であれば、一年中花を咲かせる多肉植物。
なお花は苞と呼ばれる葉っぱが色づいたもの。
耐寒性は弱く、冬の最低気温は2~3℃、できれば5℃必要。
・おまけ:
●アフリカン ランプアイ
熱帯性の水草展示水槽に飼育されていたメダカ。
目が青いランプのように鮮やかに光り、印象的でした。
水槽中で素早く遊泳し続けるのでどうしてもピンボケ写真しか撮れませんでした。
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