セツブンソウ、フクジュソウ、バイカオウレン
「花之江の郷」(栃木県)の自然園に行ってきました。
毎年2月初旬に春を探しに訪問する“定番”の自然園地です。
自然園地で早春を告げる草花のうち、今冬は1月14日にバイカオウレン、同26日にはセツブンソウとフクジュソウが開花したということでした。
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-cce6.html
セツブンソウ(節分草)は、関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られるキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草です。
高さ10cmほど。花期は2~3月で直径約2cmの白い花を咲かせます。
和名は早春に芽を出し、節分の頃に花を咲かせることからつけられました。
しかし山地では2月中旬頃から開花し、実際は節分には間に合わないことが多いようです。
●バイカオウレン(梅花黄蓮)(キンポウゲ科オウレン属):
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-b808.html
本種は日本固有種で、本州の福島より南、四国に分布し、山地帯から亜高山帯の針葉樹林の林床や林縁に生育する常緑の多年草です。
細長い根茎が横に這い、地下で匍匐枝を出して繁殖します。
根出葉は鳥足状複葉で、小葉は5枚あり、倒卵形で光沢がありやや厚めです。
早春、新しい葉が出る前に褐色を帯びた花茎を伸ばしてその先端に径12~18mmの 1輪の白い花を咲かせます。
倒卵形の白い花弁にみえるのは萼片で、5枚あります。
本来の花弁は中心に近いところにある小さなヘラ状の黄色い部分で、蜜腺に退化しています。
“花”の形がウメの花に似ているオウレンの仲間なので、梅花オウレンの名前。
●フクジュソウ:
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