« コガモ、ハシビロガモ | トップページ | ミコアイサ観察記録(その2)♂2羽、♀3羽 »

2020年2月 3日 (月)

ミコアイサ観察記録(その1)(♂2羽)

前置き:
 今シーズン(1月初旬から)なぜかわかりませんが、池でミコアイサの姿を目にする機会が増えました。
 天気さえ良ければ、少数ですが、たいてい目にすることができるのです。
 治水(水害対策)のために整備されて3 0年ほど経過した散歩コースの池周辺ですが、当初に比べて草原の除草後に残る立ち枯れヨシのボリュームはずいぶん少なくなり、代わって徐々に整備されてきた草地広場や水際周辺にはスポーツや釣りをする人達の姿も日常的に増えて、冬鳥(水鳥)の中でも特に警戒心が強いとされるミコアイサにとっては飛来環境の悪化としか思えないのですが・・・
 とはいっても、野鳥愛好家の中で有名な(数百羽も集まるという)池などに比較すれば、極度に少ない個体数(せいぜい数羽)に過ぎないのですが。
 ともあれ、冬鳥のシーズン中は一番多く観察できたヒドリガモが激減し、その他の冬鳥も殆ど観察できないという池周辺の環境変化のもとでの“現象”です。

 今後のことは全く分かりませんが、良い機会なので、天気さえ良ければ人の少ないタイミングを見計らって繰り返し♂を主目的にして観察に出かけました。
 そしてこれまでに撮りためたミコアイサの画像を整理して、少しずつ連載記事にすることとしました。
 (さして面白くも珍しくもありませんが、ブログ穴埋め記事です。)


●ミコアイサ(カモ科):(参考)
 http://www.forest-akita.jp/data/bird/23-miko/miko.html 
・日本に渡来するアイサ類の中では最も小型の種。
 ユーラシア大陸で広く繁殖し、日本には冬鳥として渡来する。
 主に湖沼、河川、池など淡水域に飛来・生息し、頻繁に潜水しながら小魚などを捕食している。
 とても警戒心が強く、人影を認めると直ちに水面の一番遠くに逃げていくこと、また小魚などの採餌行動をはじめると頻繁に潜水と浮上を繰り返し、その移動は素早く距離も長いので撮影が難しいとされる小型のカモの一つ。
 ただ警戒心を解いて羽づくろいを始めると、しばらくは潜水することもなく、じっくり観察することができる。
 特に♂(全長44cm)は、水面に浮かんだ横向きの姿が、全身ほぼ白色で遠目には白点のように光って見え、眼の周囲はパンダのように黒く、また後頭にU/V字形で黒く見える冠羽があり、背と初列風切は黒色なので、そのため後頭部に黒帯、胸部側面には2本の黒筋模様になって見えます。
 その独特のデザイン・姿から愛鳥家から「パンダガモ」の愛称で呼ばれる人気もの。
 キャッチアイの画像から、目は丸い黒縁の上の方にあるのが分かります。
 ♀(39cm)は頭部が茶褐色で頬が白い。 翼開長61~70cm
 名前の由来は、オスの全身が白く、神子(ミコ)の白装束に見立てたもの。


 ここから記録です。
◆2020.1.9:
 冬晴れ、というには少々北風が強めに吹いて波立っている午後3時46分から4時7分まで(約20分間)の観察。
  (幸い?!)釣り人の姿もすでにありませんでした。
 そのせいもあってか池の真ん中あたり、遊歩道から100mほどのところに白く光るミコアイサ2羽をすぐに見つけました。
 その場にしゃがんでレンズを向けた途端に、目ざとく警戒心の強い2羽のミコアイサは直ちに背を向けて遠ざかっていきました。
 途中で潜水も繰り返しながら逃げていくため、その1分後には見失ってしまいました。Img_82283462Img_8234Img_82351


 3分後に再発見しましたがまたすぐ見失います。Img_82423


 その際すぐ近くにミコアイサ♀(写真左下)とコガモ♀(右上)が浮いているのを目にしました。Img_8244


 その後どこかに浮いてくるのを待ちながら周辺を見渡していたところ、
 9分後に、予想どおり対岸で、池の一番奥に居るのを見つけました。
 釣り人のいない対岸の立ち枯れたヨシの残る水際で(観察地点からは150m以上離れています)安心して浮上して、少数のカルガモ、コガモ、ヒドリガモなどが点在する水面を、強風の波間に赤い西日を浴びながら遊泳する姿を見ることができました。Img_82499400Img_8261Img_8270Img_8281Img_8284Img_8298Img_83004720

                    続く

|

« コガモ、ハシビロガモ | トップページ | ミコアイサ観察記録(その2)♂2羽、♀3羽 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« コガモ、ハシビロガモ | トップページ | ミコアイサ観察記録(その2)♂2羽、♀3羽 »