マメカミツレ、オキザリス、ユキワリソウなど
異常気象と認められたこの冬でした。
そんな冬が終わった今、狭い庭で目にする植物中、雑草だけは元気で、園芸品種のものは気息奄々のものも。
散水など一切しなかったので、地面の乾きすぎなども一因?
●マメカミツレ(キク科マメカミツレ属):
本種を初めて目にしたのは10年前。
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-d384.html
その後少しずつ街中でも生育に気づくようになり、今では方々でごく普通に見られるようになっています。
小型の雑草なので、直ちに目の敵にされて除草されることもないのでしょうか。
完全に“駆逐”しようとすると以外に繁殖力旺盛で厄介な外来雑草です。
●コハコベ(ナデシコ科ハコベ属):
昨年大繁殖し、ムキになって除草したはずの雑草コハコベが昨年に劣らない勢いで繁殖を始めていました。
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-4119.html
どこにでも普通に生える越年草で、茎は下部から多く分岐して地につき、植栽のハナニラの間から斜上して伸びあがり高さ10~20cmにもなっています。
花の雄蕊の本数は2~4本くらいと少ないのが特徴。
(下図の雄蕊は3本)
●オキザリス・バーシカラー
園芸品種で冬咲きのオキザリス・バーシカラーが開花しました。
昨年は姿があったもう一株のピンクの花色の「オキザリス・もものかがやき」は今のところ(葉っぱはありますが)蕾など全く姿がありません。
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-4c7f.html
雑草のような生命力には欠けるのかも。管理が悪いだけかもしれませんが(-_-)
●ユキワリソウ:
園芸品種のユキワリソウ2品種、この冬は蕾などの動きがまったく観察されず、とうとう枯れてしまったのかと思っていたところ、一株だけずいぶん元気のない様子ながらひっそりと花をつけているのに気づきました。
もう一株はまだどうなるのか不明。
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この冬(昨年12月~今年2月)は全国的に気温が高く、また豪雪地帯の降雪量は少ない「異常気象」だった。(気象庁)
やはりそうでしたか。
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