モンシロチョウ羽化(続報)
・続報
蛹が羽化していた昨日(3/25)は晴れて最高気温は14℃、最低気温は1℃でした。
午前中は風も吹き、日当たりでは暖かかったのですが、日陰に入ると肌寒さを覚える天候でした。
そのせいもあってか羽化したモンシロチョウは、今朝(3/26)になってもまだそのまま蛹に止まっていたのでした。
(今朝の最低気温は4℃、日中最高気温は21℃に。)
羽化したのは終日日陰になる場所なので、飛び立てるほどに体温が上昇しなかったからでしょうか。
・そこで、日当たりに開花しているハナニラを千切って、蛹に止まったままの成虫の脚に触れると、ゆっくりとハナニラに移動しました。
それを日当たりに咲いている別のハナニラに移すと、やはり静止したままです。
・翅を開いたところを見たいと、千切った茎で触ると、翅は閉じたままでゆるゆると動いてすぐ傍の雑草マメカミツレに移動して静止。
・数分待ってから、もう一度茎で羽に触れると、ほんの少し開きましたがまたすぐ閉じたままに。
その後15分くらい経ってから見るとまだ同じところにいたので、もう一度翅に触れると今度はすぐに羽を開き、すぐにふわりと低く短く飛んで浮かび上がりました。
そのままふらふら低空に浮いてなんとなく頼りなげでしたが、やがて元気よく舞い上がり青空に飛び去って行きました。
フィールドでは幼虫や蛹の時にアオムシコバチなどの寄生バチに寄生されて羽化に至らない事故もよくあるということで、まずはめでたし、というところでした。
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-6208.html
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- ナナホシテントウ(2021.02.06)
- 越冬中のキタテハ(2021.01.28)
- ヤノナミガタチビタマムシ、フサヤスデの仲間(2021.01.14)
コメント