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2020年4月

2020年4月30日 (木)

クロウリハムシ、ハグロハバチ

 季節が1か月早く進んでしまったような陽気になって4月が終わりました。

 午前中の涼しいうちにと、なかなか片付くことのない猫額庭の雑草取りをしていると、しゃがみこんだ視界に、ちらちらと色々な“小者”の害虫仲間が出入りするのに気をとられ、そしてまた、背に直射日光が当たるとやはり汗ばんできてすぐに手を止めてお休みモードに。
 そのようにグダグダしていた間に、今シーズン初見のクロウリハムシとハグロハバチの飛来がありました。
 手休めに追っかけ撮影。

●ツリバナに飛来したクロウリハムシ
 花が咲き終わって果実の形成が始まった未熟果の果柄に止まって、その果柄や未熟果を齧っている様子でした。
 カメラを近づけるとすぐに逃げ出してやがて飛び去りました。R0021715_20200430193301R0021715

※クロウリハムシ(ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科):
 大きさ6~7mm。頭部と胸部は橙黄色~黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。
 林縁、草原、畑などに生息し、人家周辺でも見られる普通種。
 カラスウリ類の葉を好んで食べるが、他にダイズ、エノキ、シソやその他野菜類も齧るので害虫扱い。
 幼虫は地中にいて、ウリ類の根を食べて育つ。成虫で越冬する。
 出現時期は4~9月、分布は本州、四国、九州。


●ハグロハバチ(ハバチ科):
 つぎの“お休み”モードの際に目前に飛来したのはハグロハバチ
 バラの葉に止まって忙しく歩き回ったり、また周辺を飛び回る行動を繰り返していましたが、すぐに飛び去って行きました。
 バラの天敵「チュウレンジハバチ」ではありません。何をしにやってきたのか・・・R0021763-1R0021763-2

※年数回発生を繰り返す多化性のハチ。
・成虫は、体長7~8mmほど。全身黒色で、翅も黒い。翅の縁紋も基部は白色になっている。
 なお♀は腹部側面に、白色紋が二つある。
幼虫はスイバやギシギシ、イタドリなどの葉を食べて育つ。晩秋から初冬にかけは、虫食いで穴だらけになったスイバの葉を裏返すと見つかる。その後、幼虫は地面に潜り蛹になって越冬する。
 本日飛来した個体は今年1化目の成虫のようです。

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2020年4月29日 (水)

田植え風景/コアジサシ(初見)

 今日は朝から快晴で穏やかに晴れ上がり、農家さんにとっては絶好の“田植え日和”にもなりました。
 散歩コースの水田地域では例年通り田植えも本格的となってきたようです。
 しかし、遠目には、機械化された田んぼでは作業中の人影もほとんど見えません。

・午前10時ころには、すでに大部分の田植えが終わりかけている田んぼもあれば、Img_0112

・代掻き作業中の田んぼではトラクターの動きを気にしながらもコサギが降りて餌を探していたり、Img01102r

・水張が終わって満々と水を湛たえた田んぼにはカルガモが降りて餌をあさっていたり、Img01133r

・また、夏鳥のコアジサシ(シーズン初見)が1羽だけコンクリートの畔に降りて佇んでいる姿も発見するなど、Img0144
  人と生き物の自然の情景を目にすることができました。

※コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針(環境省):
 https://www.env.go.jp/nature/yasei/raptores/little_tern.html
 コアジサシは、日本に夏鳥として渡来し、河川や海岸でコロニーを作り集団繁殖。本亜種は絶滅が危惧されており、環境省の第4次レッドリスト(平成24年8月)で絶滅危惧 II 類に位置づけられています。また、日豪等の二国間渡り鳥条約に基づき、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」で、国際希少野生動植物種に指定されています。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 (朝晩はまだ少しひんやりするものの)週末まで夏日が続く予報で、自然はもうすっかり新緑の美しい初夏の様相になっています。
 そして、”ステイ・ホーム”要請の出ている地域で、水田が広がる田舎ではありますが、特に若い人たちが連れだって、あるいは単独で周辺域の道路でランニングやジョギングに励む姿を多く見かけるようになりました。
 人口密集地域ではありませんので問題はないのでしょうが、”ジョギングエチケット“*には無関心のようです。


◆余談ながら、いつも拝読しているHPから(無断)転載。
 「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」
  https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
*ジョギングエチケット
 外出自粛が続いていますが、時々のジョギングや散歩はOKと言われています。
 以前より、ジョギングをする人が増えているようにも思います。
 新型コロナウイルスは感染しても多くの人は無症状です。発症する場合も、潜伏期にすでに感染力があると考えられています。
 ジョギングできるくらい元気でも、実は感染しているかもしれません。
 走って大きな息をするときは、咳やくしゃみと同じように周囲への配慮が望まれます。
 マスク、もしくはバフ等でジョギングエチケットを心がけましょう。
 https://www.youtube.com/watch?v=sO1BmlMij8c

・走る時は、10メートルくらい離れないと感染の危険があるという報告もあります。
 https://medium.com/@jurgenthoelen/belgian-dutch-study-why-in-times-of-covid-19-you-can-not-walk-run-bike-close-to-each-other-a5df19c77d08


 ついでにこちらの別の話題も。
◆イベルメクチンが有効か
The FDA-approved drug ivermectin inhibits the replication of SARS-CoV-2 in vitro
 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0166354220302011

・(以下、素人の筆者記入:
  in vitroで新型コロナウイルスの増殖阻害作用が認めらたことが、オーストラリアで行われている患者の治験でも効果が認められたことの裏付けになっているようですが、今後さらにコントロールされた二重盲検法による臨床治験でその有用性、有効性そして安全性が再確認されるのでしょうか。)

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2020年4月27日 (月)

ツヤマルシラホシカメムシ(別名ムラサキシラホシカメムシ)

●ツヤマルシラホシカメムシ(別名ムラサキシラホシカメムシ)(カメムシ科):
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/5-f34f-1.html

 雑草取りをしていた時、抜いても抜いても伸びあがってくるコハコベに静止しているのを見つけました。
 体長5mmほどで体が丸く、小さい割に厚みがある、今シーズン初見のツヤマルシラホシカメムシでした。
 いつもならすぐに葉裏に回り込んで逃げてしまうのですが、晴れても気温は低めだったせいか、今回は動きが鈍かったので比較的撮りやすかった個体。
 (撮影4月23日)R0021566R0021569-1R0021569-2R0021569-4R0021569-3R0021569-5

※大きさ5mm前後で、つやのある銅色の体に、ふたつの(大きい)白い斑点が目立ち、脚全体に小さな黒斑がある小さなカメムシ。
 草原や林の周辺に普通に見られ、タンポポ、ハルジオン、オオバコ、ツユクサなど、いろいろな植物を吸汁する。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。

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2020年4月25日 (土)

バラ(ディンティ・ベス)開花、田植え始まる

 2日続いた雷雨の後の本日は、朝から快晴で日中の最高気温は19℃。
 外出自粛で、朝から暇つぶし。これまで手付かずの片づけもの、身辺整理、掃除万端、とかいがいしく(とはいえずグズグズだらだら)実行。

 夕刻、伸び放題になっている植物に埋もれるように(日陰の中で)、今シーズン初のバラ(ディンティ・ベス:一重咲き)が一輪咲いているのを発見。
 特別早いというわけではありませんが、平均的には早めの開花でした。R00216041

・余談ながら天気さえ良ければバラの天敵チュウレンジハバチがやってきます。
 1匹だけ殺虫剤スプレーでやっつけましたが他はすべて逃げられています。R0021541

・今日は田植え日和。
 例年散歩コースで一番早い田んぼの田植えが終わっているいかもしれないと、そのあたりまで散歩に。
 予想通りすでに終わっていました。R0021615-1

・こちらの田んぼは代掻き(しろかき)作業中でした。
 田植えは明日でしょうか。R0021615-2
 
  コロナなんぞにかまけてはいられない農家です。

・近くの畑の斜面にはハナショウブが咲いていました。Img_0018

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2020年4月24日 (金)

フジの芳香

 このところ午前中は晴れていても午後から雷注意報が出るなどして不安定な天気続き。
 実際に時々雷鳴も聞こえ、日が射しているのに急にパラパラ降ってきたり、冷たい風が吹いたり・・・
 それでも、気晴らしに誰もいないことがわかっている田んぼ道まで行くと遠くは明らかに怪しげな空模様。R0021588

・すごすご帰ってから、夕刻、ホーム・センターまで必要な小物の調達に。
 その際、誰もいない街裏の遊歩道を通りましたが(もともと日中でも人通りは少なく、利用するのも近所の人だけで、夕刻以降は殆ど通る人もなし。
 (ただ、一応夜間照明もあり、歩行者優先なので(自転車は通行可ですが) 夜でも“交通上”は安全なところ。)
 その際、(遊歩道の)強剪定されたオオムラサキ(つつじ)の生垣にも少ないながら花が開き、R0021584-1

・その先の藤棚近くで、芳香が漂うことに気が付きました。
 立ち止まって見ると、3 0 年来、花らしい花をつけたことが無かった藤棚のフジ(例年、垂れ下がったつるが、通行の邪魔になるので花が咲く前に強剪定されるためでした)が一応鑑賞に堪える程度の花をつけていたのでした。
 ただそれだけで、見物人が集まるような“ネウチ”も心配はありませんが・・・R0021586-1R0021586

・午後6時丁度に、雷鳴が遠ざかった玄関先に出るとまだ傘が必要な程度の雨は降っていましたが、西の空が明るくなっていて、東の空に大きな虹のアーチが出ていました。
 傘をさして撮影。20204241800

 

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2020年4月22日 (水)

まだいる冬鳥の仲間

 ツバメが飛んでいるのに、まだいる冬鳥の仲間。
 寒い国に帰れない何かの事情があるわけでもないのに。
 
●コガモ:
 こちらは例年5月ゴールデン・ウイーク明け頃まで散見されるので、もうしばらくいるでしょう。
 直近では4月11日、川で一つがい見かけました。Img_9953Img_9954

●ツグミ:
 4月14日、公園でうろうろしていた1羽。これが見納めかも。
 少しずつ集まってから、最後は大集団で帰っていくそうですが。Img_9975414

●ヒドリガモ:
 しばらく前の観察が最後と思っていたのですが。
 4月16日に、周辺には何もいない川筋にうろうろしていた1羽の雄。Img_00131416

●オオジュリン:
 シーズン中に見かけることが少なかったものですが、なぜか今頃になって池端の枯れヨシの茂みから1羽飛び立って瞬時、姿を現したもの。
 (本種は留鳥ですが、当地では冬季だけに移動してくる冬鳥です。)Img_00521

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2020年4月20日 (月)

アカメガシワ新葉

●アカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属):
・道端に数株点在する小木の枝先に、例年になく赤くてきれいな葉が展開していたので(目新しいことではありませんが)暇つぶしに。

 新芽や展開間もない小さな新葉の赤色は葉の表面の色ではなく、表面に緻密に生えている赤色星状毛のせいで、葉が大きくなると、毛の量は同じでも密度が薄くなるため、本来の緑色になります。(ちなみに赤い葉の表面をつま先で削ってみると緑の下地がのぞきます。)
 ( 撮影4/15:画像はクリックで拡大します)1img_99942img_99933img_9993trm4img_00204r

・セロテープで剥がし取った赤い星状毛(過去ログから再掲)Img_1500

※本種は山野、道端に普通に生える雌雄異株の落葉高木。
 時に環境維持管理の邪魔になる迷惑樹木にもなっています。
 20年来、道路端で金網フェンスを押して変形させるまでに育った雌雄の数株が伐採されたりしていますが、すぐに“ひこばえ”が育ってきたりする困りもので、崩壊地などの新しくできた空き地に最初に生える先駆種の一つ。
 分布は本州以南。

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2020年4月18日 (土)

天気荒れ模様

 本日(4/18 ) は荒れ模様。
 昨夜半から降り始めた雨が午前中には強くなり、いつもは近くの食品スーパーでの生鮮食品の買い出しには歩いて行くのに、本日はやむなくマイカーで。
 以前は毎日、運動を兼ねて歩いて行きましたが、“コロナ”が来てからは、2~3日分をまとめ買いして、2~3日置きに行くことにしています。
 しかし、当地でもスーパーから「コロナの拡大する中で、商品の入荷が不安定になり、品切れ、数量制限など、また営業時間も短縮することなどで迷惑をかけるが協力を、とのお知らせで、
 時には目的のものが買えないこともありますが、別のものでも構わないことで、幸い現時点では”買い占め“などの混乱はありません。

 昼過ぎまで大雨、強風、雷注意報が出ていましたが、午後3時頃には雷注意報だけになり、更に4時前には雨は止んで部分的に晴れ間ものぞいたりして天気は回復。

・15時40分雨雲レーダー画像:1540

 午後4時前、リビングから撮影。
・部分的に青空がのぞく:Img_00364

・先日(4/14)蕾をつけていたエビネが、R0021528414

 風雨の中でも開花していました。Img_oo37

・午後5時半ごろ地震発生:
 台所に立っていた5時半ごろ。ゆらゆらとゆっくりながら比較的大きな揺れが。
 地震だ、遠いな、TVスイッチON。
 発生時刻17時26分頃。震源地は小笠原諸島西方沖、深さは約490km、マグニチュードM6.9、最大震度4、しばらくして津波の心配はありません、のアナウンス。
 当地の震度は2.
 複数のプレートがゴリゴリやっているんだなあ、とぼやきながらスイッチOFF。
Ogasawaraoki

 (その約1時間後に再び同じ場所でM6.0の地震。こちらは片付け物などしていたせいか、気が付きませんでした。
 “災害は忘れていない間にやってくる”、災害列島日本です。)

・夜、夕食後、街路灯があり一応歩道も整備され、通行人は途絶えた道路までネックライトをつけて胸ポケットに携帯ラジオをいれて運動に。
 街路樹のハナミズキは4月上旬(4/7)には開花(写真)していましたが、今は満開です。Img_99294


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2020年4月16日 (木)

田んぼの水張はじまる

 4月も半分過ぎました。早いのか遅いのか、何かに追われるようでもありますが・・・

 夕刻、人影のない田んぼ道まで散歩。

●近くの水田で田植えの準備が始まり、水張りが始まった田んぼも散見されるようになりました。
 たいてい、長くても一週間位で田植えが始まってくるのですが、今週末からしばらくは冬に逆戻りしたような天気になるという予報なので田植えは少し先になるのでしょうか。Img0006

●オオジシバリ(キク科ニガナ属):
 あぜ道の雑草がきれいに除草されていた水田脇の裸地に一叢のオオジシバリが生えて、つぼみも多数でき、その1輪だけ開いていました。
 除草剤には耐性があるのか、選択性のある除草剤には平気なのか・・・
 放置すれば畔を黄色に染めるほど繁茂してしまいます。
 花期は4~5月、分布は日本各地。Img_0004

※多年生の雑草で湿り気のある道端や水田の畦などに群生する。
 地表付近に匍匐性の茎を延ばし、節から根を出して広がっていく。
 葉は長さ6~20cm、幅1.5~3cmの倒披針形~へら状楕円形で、地面から立ち上がって、密に地表面を覆うようになるので、「地面を縛る」との和名。
 春にタンポポとよく似た花を開く。花茎は高さ約20cmになり、直径2.5~3cmで黄色の頭花を2~3個つける。
 なお、よく似た花にジシバリ(イワニガナ)があるが、葉が円形〜楕円形なので区別できる。

●ツクシも半月後にはスギナに:
 畔全面を覆うように出ていたツクシも半月後にはすべてスギナに。2_20200416200801

●フジ開花:
 ご近所のお庭のフジが咲いています。毎年ご近所では一番早い開花です。Img_0001

●ヤエザクラ:
 植木畑に1株あるヤエザクラがほぼ満開になっていました。
 公園や市街地の団地に植栽の八重桜も同様です。Img_0003Img_9930

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2020年4月14日 (火)

アシブトハナアブ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、コガタルリハムシ

 撮り置き写真から

●アシブトハナアブ:
 3月に初めて姿を見せて以来、時々ハナニラの花粉を舐めに飛来しています。
 (撮影4月3~7日)R0021281R0021389R0021277

 ハナニラも現在は最盛期を過ぎて少しず花痛みが進んできたので、ハナアブ仲間も来なくなるでしょう。

●ベニシジミ:
 晴れて風の弱い日には、シロツメクサなどの雑草が繁茂し始めた草地で多数のベニシジミが一斉に飛び回っています。
 翅色がかなり異なる個体も見受けられます。
(撮影4月11日)Img9950

●ヤマトシジミ(♂):
 ベニシジミほど一斉に出現という印象ではありませんが、ところどころにひらひら飛ぶようになりました。
 飛び続けるためなかなか撮影チャンスがありませんが、たまたまギシギシの葉に止まり日向ぼっこを始めた個体(♀)が撮れました。
 (すでに鱗粉がすこし落ちて羽痛みしているようです。)
(撮影4/11)Img_9958

●コガタルリハムシ産卵:
 付近には大きな株になったギシギシが繁茂しています。その中に葉が穴だらけになった株があり、覗いてみると産卵行動中の成虫と、葉裏をめくってみると産卵された卵塊があちらこちらにあって、中には既に羽化した幼虫が(気味悪いほど)群がっている葉もありました。
 (撮影4/11)Img98944r

 先週末から天候不順で、日内また日間の気温差が大きく、北寄りの冷たい風が強めに吹く日が続きました。

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2020年4月12日 (日)

セグロカブラハバチ、ミナミヒメヒラタアブ/タチツボスミレ

●セグロカブラハバチ(ハバチ科ハグロハバチ亜科):
 晴れて暖かくなった先日(4/8)、朝方に黒っぽいハチが1匹飛来して、周辺を飛び回った後、ハナニラの葉上に止まって後足をこすり合わせたりしながら日光浴。
 その時の写真1枚。R0021425
 
 すぐに飛び去って行きました。
 特に用事もなかった模様。シーズン初見のセグロカブラハバチです。

※頭部から胸部、小楯板までが黒く、胸部の裏側から腹部は橙黄色のハバチ。
 体長は♀6~8mm、♂5~6mm、成虫出現時期は4~10月、分布は日本各地。  
 幼虫はアブラナ科植物(ダイコン、アブラナ、キャベツなど)の葉を食害する害虫。
 体色は薄い灰藍色で、気門の辺りに13個の黒紋がある


●ミナミヒメヒラタアブ(ハナアブ科):
 同じ日、日中に飛来してアジサイなどの周りホバリングしながら移動し、やがて葉に止まった個体。
 撮りにくい位置で、写真は1枚だけなので全体の様子が分かりませんが、ミナミヒメヒラタアブと思います。R0021428R0021428ctR0021337

※体長8~9mmで、腹部が細長い小型のヒラタアブ。
 胸部は銅黒色の金属光沢があり、周囲は黄色で縁取られ、腹部には黒い縞模様がある。
 ♂の腹部は細長い筒状だが、♀ではやや膨らみ、また複眼も離れている。
 花の蜜や花粉を食べます。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。

●タチツボスミレ:
 草取りをしていて気が付いたタチツボスミレ一株。庭の片隅で雑草に隠れていたのを掘り出して移植、記念撮影。
 どこかでこぼれた種をアリが運んできて、芽生え成長したのかもしれません。R0021224-1

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2020年4月10日 (金)

青い花(トキワハゼ、キランソウ、ジュウニヒトエ(園芸種)、ホタルカズラ)

・昨日は午前中から昼過ぎまでは晴れてそれなりに気温も上がり暑いくらい。
 ぐずぐずしながら狭い庭の草取り。
 その後4時過ぎには曇り、そして食品スーパーまで買い物に出かけた直後から急に頭上に黒雲が広がったかと思うと間もなくザーッと降られてしまいました。

・本日も晴れ。しかし予報より強め、押さえていないと帽子が飛ぶ風が吹いて気温は低めに。
 禁則の”天の風”でしょう。
 昨日草取りをして日当たりに乾かしていた雑草の塊がびしょ濡れになったのを広げたりしていた際に、まだ乾ききっていない地面の雑草の隙間に、青色の花がぽつぽつあるのに気が付きました。
 覆いかぶさったり絡んだりしている葉を取り除くと

●トキワハゼ(サギゴケ科)
 踏みつけられて傷んでいますが、田んぼ道に生える定番雑草のトキワハゼの一株がありました。Rimg0001

●キランソウ(別名ジゴクノカマノフタ)(シソ科キランソウ属):
 その近くに多年草で、やはり小さな青紫色の唇形花をつけたキランソウが地面に蓋をするように貼りついていました。Rimg0002

●ジュウニヒトエ(園芸種)(シソ科キランソウ属):
 さらに、今まで全く気づかなかった園芸種のジュウニヒトエが、方々に、昨日の雨でいきなり葉の脇から(まだ短いながらも)穂状花序を出して、やはり青紫色の唇形花をつけているのにびっくり。Rimg0006

●ホタルカズラ(ムラサキ科ムラサキ属):
 30年来、他の植物に混じり、圧迫されながらも何とか生き長らえて、時節になると雑草の陰に隠されながらもきれいな青い花をつける野生種。(咲きはじめは赤色でその後青くなります。)
 (余談ながら、花付きがよくて花も大きな園芸品種の鉢植えを買い求めたことがありましたが、すぐに枯らしてしまいました。)
 ハナニラなど覆いかぶさって植物を掘り起こして除草していた際に1個の青い花をつけた枝先が見つかり、それで周辺の草丈が高くなった園芸植物などの陰にも隠れていたいくつかの花を見い出したのでした。Rimg0005-1Rimg0005-2Rimg0005-3

 本種は、地面を這うように茎を伸ばすつる性植物で、花期(4~5月)になると、林縁や草むらなどの中で、匍匐枝から直立した細い茎を出して先端に青色の花を点々と付けます。その様子をホタルに例えた名前。


 こんな程度のことでも、“不要・不急の外出は自粛して自宅で過ごしましょう”、と繰り返し有線放送の音声が流れてうっとうしい昨今の気分もしばしの間は紛れます。

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2020年4月 9日 (木)

アリグモ雌雄(シーズン初見)

 夕刊紙を取りに玄関先まで出た午後3時過ぎ、少し傾いてはいるもののまだ紫外線の強い直射日光が当たる白い外構壁面を黒いアリが1匹、忙しく動き回っているのが目に止まりました。
 すぐにアリではなく、アリグモと判断してカメラ持ち出し追っかけ。
 外出自粛になってグズグズしている時には絶好の暇つぶしに。
 (写真で確認結果、♀の個体でした。)R0021436R0021443ct

 ”ネコハエトリ”の顔に似ています。
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-f2e4.html
R0021443trcxR0021445

 その個体が壁の裏側に回り込んで姿を消したところで、郵便受けの陰になるところに別の1匹が静止しているのを発見。(こちらはアリよりずっと細長く見える大顎の♂の個体でした。)
 撮りにくい条件下で、とりあえず1枚とってから(大分補正したまずい画像)、R0021450

 その後、指先で追い出しに。
 前脚(第一歩脚)を“万歳”するように振り上げながら素早い動きで向かってくるかと思えば、またサッと逃げていくという繰り返しで、なかなか追っかけピント合わせが出来なくて、しつこく追っかけしましたが、何とか見られるのは1枚だけになりました。R0021453

※アリグモ( ハエトリグモ科アリグモ属):
クロアリ(クロヤマアリ)にそっくり(擬態)で、“クモの巣”はつくらず、第一歩脚は触角に似せていつも持ち上げて6本の脚で徘徊しながら獲物の小昆虫を捕食する「ハエトリグモ」の仲間。
全身ほぼ黒色で、腹部に若干の模様がある場合がある。
体長は♀の方が大きく、♂:5~6mm、♀:7~8mm。
また♂は上顎が発達し大顎になっているが、♀の方は小さく、見た目には一層アリと間違え易い。
休息時などは葉裏に糸で造った隠れ家に身を潜めている。
なお幼体は赤みが強い。
出現時期は4~9月、分布は日本各地。

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2020年4月 8日 (水)

ギンメッキゴミグモ(2)

 先に、庭木の樹冠下に新品の網を張っているのを観察していましたが、なぜか翌日には壊れた巣網だけ残っていて主の姿は見当たりませんでした。

 そして本日午後5時過ぎ、再び夕日のあたるほぼ同じところに、網を張りなおしてその中心に銀色に光りながら静止していました。
 その少し斜め下に”ごみ捨て場”も出来ていて、日中つるバラの葉陰に潜んでいて ( つるバラの消毒をしていると葉陰から小昆虫が飛び出してきます 夕刻になるとあたりに飛んでいる小虫捕捉観察などしていませんが、ユスリカの仲間と思われるものを捉えて食べているようです。R0021483R0021487ct2

※「ユスリカ」はハエ目ユスリカ科に属するハエの仲間。
 春、あるいは秋に、池の近くや川沿いを歩いている時、多数の小さな虫が柱状に“集まって飛んでいて、近づくと頭や顔の周りにしつこくまとわりつくので、手や帽子で払いながら通りすぎたという経験をすることがあると思います。
 それがユスリカです。
 ユスリカは、世界に約10,000種いることが知られており、日本でも約1,000種類が報告されています。
 そのほとんどの種類は、水中や湿った土中で卵から幼虫になり、そして蛹となって、最後に成虫へと変態していきます。
 ユスリカの成虫には口がないので一切餌をとることはなく、陸上にあがると数日から1週間くらいの間に交尾を経て産卵を終えるとすぐに死んでしまいます。
 そのため多数集まって“蚊柱”形成し一斉に交尾するのです。
 ユスリカの幼虫は釣具屋などで餌として売られているアカムシのことです。
 アカムシは微細なプランクトンや生物由来の物質、有機物粒子(=デトリタス)を濾過して食べていて水質環境浄化の役割を果たしている益虫と評価されることもあります。ただ多すぎると不快害虫扱いにもなります。

参考:
 http://www.cbr.mlit.go.jp/kisojyo/production/kankyo/yusurika/top.html

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2020年4月 7日 (火)

アリアケスミレ / フルムーン

●アリアケスミレ(スミレ科スミレ属):
 
・新型コロナウイルス感染拡大
 本日「緊急事態宣言」発出に。R0021424


・午後5時前、夕日の射す池周囲の草原広場までウオーキングに。
 遊歩道沿いで砂礫混じりの草地にアリアケスミレが群生していて、しゃがみこんで覗いている瞬間だけは“コロナ”のことは忘れました。R0021412R0021417R0021413R0021414R0021416c

 が、気がつけば、本日突然のように、草原や堤防遊歩道のあちらこちらに犬連れや、散歩人の多いこと!
 当地も、不急不要の外出自粛要請ではあるが、散歩などはOK、をまじめに実行?!

※アリアケスミレ:
 やや湿った草地や道端などによく生え、市街地にも生える丈夫な多年草。
 地上茎が立たない菫の仲間。全ての花柄や葉が根元から出る。
 葉は長楕円状披針形で、葉柄の上端に狭い翼がある。
 花は白色から紅紫色まで変化に富む。名前の由来はその花色を有明の空にたとえたもの。
(花は)直径約2㎝、花の側弁と唇弁に、濃紫色の筋が目立つ。側弁の基部に毛が多く、上弁の基部に毛があるものもある。距は太くて短い。花柱はカマキリの頭のように先が広がる。
 花期は4月~5月、分布は本州、四国、九州。


●スーパームーン:
 今夜(7日夜)から明日8日にかけての満月は、今年見える満月で最大の「スーパームーン」。
 午後8時、玄関先に出てみると厳冬期の凍れる夜空と違い、晴れてはいても湿気が多いせいか、肉眼的にもなんとなく赤っぽい色が感じられる月でしたが、眺められて幸いです。Img_9941Img_9943

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2020年4月 5日 (日)

ギンメッキゴミグモ

 昨日(4/4)は晴れて、風速10mを超える風が吹きましたが最高気温は22℃で、風のよけられる陽だまりは汗ばむほどに。
 今日は晴れの予報が外れて朝から雨で、日中の最高気温は11℃と肌寒い一日。
 午後4 時前になって雨が上がり、傾いた日が射すようになった庭木の樹冠下に、ピカリと銀色に輝く小さなクモが円形垂直網を張ってその中心に静止しているのを目にしました。
 昨年は暇つぶしに何回も記事にしましたが、
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-f8bc66.html

 今シーズン初めてのギンメッキゴミグモです。
 本種の成体出現時期は 5~9月ということなので、かなり早いお出ましです。
 網は出来たてらしく、獲物はゼロ、ゴミ捨て場にもゴミなしとピカピカでした。
 もっとも今日の天気では餌になるような小昆虫も飛び出さないでしょうから。
 (画像はクリックで拡大します)1r0021351-12r0021351-33r0021351-24r0021351-1tem1

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2020年4月 4日 (土)

ヒドリガモ最後の立ち寄り

 先月(3月)末は、雪、曇り時々晴れ、そして雨と3日続いて日照がなく、最高気温も7~8℃までと、冬に逆戻り。
 その30日、“花粉飛散も少なくなる”午後4時過ぎてから、池から公園まで1時間ほどのウオーキングに。

・池端や遊歩道はほぼ満開になった菜の花(すべて外来種のセイヨウカラシナとセイヨウアブラナ)で黄色になっていて、それなりにきれいといえば綺麗。(傍らに3本植栽のソメイヨシノはすでに大分散っています。)
 菜の花の”雑草藪”は放置されると6月の除草作業前には草丈が2m近くも伸び、種を多量に付け茶色に立ち枯れて両サイドから倒れ込み、通行の邪魔になるほどに。
 その状態で草刈り作業が行われると、当然ながら”大量の種が飛び散るため、翌年もまた同じことが繰り返されます。Img_9886Img_9888

・晴れ間がのぞいた池面に点々と水鳥の群れ。望遠で確認すると、ほぼすべてヒドリガモでした。
 先に、川筋で見かけた少数が最後と思っていましたが、北に帰る群れの一部が途中で一時休憩に降りたらしく、確認した結果、瞬膜を閉じて居眠り状態でした。Img_9893Img_9889Img_9892

・公園の林床に点々と生えていたタチツボスミレは前日の雪と霙による泥はねで汚れ、ソメイヨシノはすでに落花盛ん。Img9906Img_9910

・なお、公園裏の川の上空を数羽のツバメが行ったり来たり、飛び交う姿を見ました。(撮れませんでした。)
 ニュースによると今春はツバメの来訪がどこでも早いそうです。冬鳥は急いで帰らなくては・・・

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2020年4月 3日 (金)

コハコベの種散布

コハコベ:
 昨年、冬の間に大量に芽生えが発生して驚いた履歴があります。
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-4119.html
 その春には掘り起こすなどして徹底駆除したつもりでいました。

 しかし、今春も、昨年ほどではないものの繁殖を抑えることができません。
 目につくたびに取り除いてはいるのですが、そのうち我が家では雑草仲間と化してしまったハナニラ、またその他雑草に混じって未だに伸びあがり、(ほかの植物に邪魔されて日照不足で茎は緑色のまま)気付かないうちに種をばらまいているのです。
 (画像はクリックで拡大します。)R0021273

 今日、改めて草取りの手を止めて、すでに果実(蒴果)も開いて中の種を放出してしまっている茎を何本か取り上げて、そこにまだ開裂せず残っている蒴果をいくつか指先でつまんでみると、多数の芥子粒のような種(未熟なものは白っぽく、熟してきたものは茶色)がこぼれ落ちて飛び散っていきます。
 下に板切れを敷いてその上で止まっているものを写真に撮って種の形状を確認。R0021284

 直径1mmほどの円盤状で表面に明らかな低い突起があるという特徴的なコハコベの種でした。R0021292R0021287

 中途半端な除草作業など悠々クリヤーするコハコベの生存戦略です。

※コハコベ:
 帰化植物とされる。茎はよく分枝し、片側にだけ1列に軟毛が生える。茎の色は普通、赤紫色を帯び、日陰に生えるものは緑色のものも多い。
 枝先に集散花序を出して花径6~7mmの小さな白色5弁花を次々に咲かせる。(花弁は基部近くまで2深裂するので10枚に見える。)
 雄しべは3~5本、花柱は3裂。萼片(5個)は腺毛が目立つ。
 花が終わると花柄が下を向いて長さ3~5㎜で卵形の果実(蒴果)を形成し、熟すと花柄が再び上を向いたあと、6裂して多数の種子を散布する。
 種子には全表面に低い突起がある。
 花期は通年(1~12月)、分布は日本各地。

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2020年4月 2日 (木)

ナガミヒナゲシ開花

●ナガミヒナゲシ:
 10年前、身近なフィールドでは、見慣れない花だが可愛らしいなどと褒められたりしていましたが、やがてそのすさまじい繁殖力を知るに及んで、駆除対象の雑草になりました。
 駆除作業に当たられた人達はずいぶんと手を焼いたようでしたが、おかげで所かまわず大繁殖という状況は、最近では少なくなりました。
 しかし、“ニッチ”に強い特性を発揮して途絶えることはなく、先日来、街中の道端にすでに花を開いた株を散見するようになりました。
 多量の種をまき散らすようになる前に除去しないと来シーズン大変になります。
 (撮影3月26日)R0021196


※ナガミヒナゲシ過去ログ:
① https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-98a4.html
② https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-3fd7.html

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2020年4月 1日 (水)

シロスジヒゲナガハナバチ(♂)

●シロスジヒゲナガハナバチ(ミツバチ科)
 先日のこと、乾きすぎた鉢植えの多肉植物に水やりをしようと持ち上げた日陰のジョウロの中に、いつ落ち込んだのか1匹のハチが浮いていました。
 死んでいるかとつまみ出してみるとゆっくり脚を動かすのでまだ生きていたのです。
 ジョウロの表面に乗せると、きわめてゆっくりながら這い出しました。
 そのままぬれた翅や体が少し乾くまで待ってから、傍のハナニラに乗せるとゆっくりと花の裏側に回り込んで姿を隠しました。
 長い触角が特徴的で、過去の記憶があり、記録をチェックして“シロスジヒゲナガハナバチ”と確認しました。
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-a543.htmlR0021227sirosujiR0021227-5R0021227-5trm_20200401160201R0021227-5trmR0021227-6


※本種は春(3~5月)に現れて、よく花を訪れるハナバチの仲間で、体長14~15mm。
 体は黒く、全体に灰白毛で覆われているが、胸部背面には黄褐色の毛が生えている
 特に♂の黒い触角は体長と同じくらい長いのが特徴。巣は地中につくる。
 出現時期は3~5月、分布は本州、四国、九州。

・なお同じ仲間に、出現時期も外観も非常によく似た「ニッポンヒゲナガハナバチ」がいます。
 この“シロスジヒゲナガハナバチ”と“ニッポンヒゲナガハナバチ”の識別法は、写真を撮ってから、上記画像の翅の〇で囲った前翅の肘室(黄色でマーク)部分が2個に分かれていれば「シロスジヒゲナガハナバチ」で、この部分が3個に分かれていると「ニッポンヒゲナガハナバチ」ということです。

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