青い花(トキワハゼ、キランソウ、ジュウニヒトエ(園芸種)、ホタルカズラ)
・昨日は午前中から昼過ぎまでは晴れてそれなりに気温も上がり暑いくらい。
ぐずぐずしながら狭い庭の草取り。
その後4時過ぎには曇り、そして食品スーパーまで買い物に出かけた直後から急に頭上に黒雲が広がったかと思うと間もなくザーッと降られてしまいました。
・本日も晴れ。しかし予報より強め、押さえていないと帽子が飛ぶ風が吹いて気温は低めに。
禁則の”天の風”でしょう。
昨日草取りをして日当たりに乾かしていた雑草の塊がびしょ濡れになったのを広げたりしていた際に、まだ乾ききっていない地面の雑草の隙間に、青色の花がぽつぽつあるのに気が付きました。
覆いかぶさったり絡んだりしている葉を取り除くと
●トキワハゼ(サギゴケ科)
踏みつけられて傷んでいますが、田んぼ道に生える定番雑草のトキワハゼの一株がありました。
●キランソウ(別名ジゴクノカマノフタ)(シソ科キランソウ属):
その近くに多年草で、やはり小さな青紫色の唇形花をつけたキランソウが地面に蓋をするように貼りついていました。
●ジュウニヒトエ(園芸種)(シソ科キランソウ属):
さらに、今まで全く気づかなかった園芸種のジュウニヒトエが、方々に、昨日の雨でいきなり葉の脇から(まだ短いながらも)穂状花序を出して、やはり青紫色の唇形花をつけているのにびっくり。
●ホタルカズラ(ムラサキ科ムラサキ属):
30年来、他の植物に混じり、圧迫されながらも何とか生き長らえて、時節になると雑草の陰に隠されながらもきれいな青い花をつける野生種。(咲きはじめは赤色でその後青くなります。)
(余談ながら、花付きがよくて花も大きな園芸品種の鉢植えを買い求めたことがありましたが、すぐに枯らしてしまいました。)
ハナニラなど覆いかぶさって植物を掘り起こして除草していた際に1個の青い花をつけた枝先が見つかり、それで周辺の草丈が高くなった園芸植物などの陰にも隠れていたいくつかの花を見い出したのでした。
本種は、地面を這うように茎を伸ばすつる性植物で、花期(4~5月)になると、林縁や草むらなどの中で、匍匐枝から直立した細い茎を出して先端に青色の花を点々と付けます。その様子をホタルに例えた名前。
こんな程度のことでも、“不要・不急の外出は自粛して自宅で過ごしましょう”、と繰り返し有線放送の音声が流れてうっとうしい昨今の気分もしばしの間は紛れます。
| 固定リンク
「植物」カテゴリの記事
- ヤマアジサイ開花、ナミテントウなど(2021.05.27)
- ヘメロカリス開花/ 明日(5/26)は皆既月食(2021.05.25)
- フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫(ワタノメイガ)(2021.05.22)
- クロネハイイロヒメハマキ(成虫/幼虫)(2021.05.21)
- バラシロヒメハマキ/不明のハモグリガ幼虫(2021.05.14)
コメント