アカメガシワ新葉
●アカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属):
・道端に数株点在する小木の枝先に、例年になく赤くてきれいな葉が展開していたので(目新しいことではありませんが)暇つぶしに。
新芽や展開間もない小さな新葉の赤色は葉の表面の色ではなく、表面に緻密に生えている赤色星状毛のせいで、葉が大きくなると、毛の量は同じでも密度が薄くなるため、本来の緑色になります。(ちなみに赤い葉の表面をつま先で削ってみると緑の下地がのぞきます。)
( 撮影4/15:画像はクリックで拡大します)
・セロテープで剥がし取った赤い星状毛(過去ログから再掲)
※本種は山野、道端に普通に生える雌雄異株の落葉高木。
時に環境維持管理の邪魔になる迷惑樹木にもなっています。
20年来、道路端で金網フェンスを押して変形させるまでに育った雌雄の数株が伐採されたりしていますが、すぐに“ひこばえ”が育ってきたりする困りもので、崩壊地などの新しくできた空き地に最初に生える先駆種の一つ。
分布は本州以南。
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