ベニモンアオリンガ
●ベニモンアオリンガ
初めて確認した“キレイな”害虫です。
先日(5月10日)午後5時前、日陰になっている駐車場の外構壁に黄色っぽい小型のガ止まっているのが目に止まりました。
近寄ってみると、前翅中央部にきれいな紅色の斑紋がある、初めて目にしたガです。
翅のピンクの斑紋が特徴的で、ネット検索ですぐに「ベニモンアオリンガ」と確認できました。
※ベニモンアオリンガ:
・成虫:
開張17~21mmで比較的小柄。名前のベニモン「紅紋」は成虫の前翅中央部についている紅紋様に由来するが、紅色の斑紋は変異が大きく、個体によってはほとんど無紋の個体もいる。
(成虫)出現時期は4~9月、分布は日本各地。
・幼虫:
幼虫はツツジ、サツキ、シャクナゲの新芽やつぼみに侵入して、内部を食い荒らすため翌年花がほとんどつかなくなる重大な被害が発生するので、園芸家にとっては天敵ということです。
幼虫は褐色で白い斑紋があり、年数回発生。終齢幼虫では体長15mmほどになる。
特に夏に被害が目立つが、1匹の幼虫がいくつもの新芽を次々に齧るので、被害の割には幼虫は少ないとのこと。
(余談ながら、ご近所のお庭に立派なシャクナゲや、オオムラサキツツジなどの植栽が花盛りですが、あるいはそのあたりから飛来したのかも・・・)
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