子連れのキジ
何もしない6月も終わりに。
今日も午前中曇り、正午過ぎからは風を伴う雨が降り止まず。
最高気温は昨日(30℃)よりは低い26℃ながらやはり蒸し暑く、閉じこもりの一日。
先日、雨の止み間に散歩に行った無人の池端でのこと、除草作業で刈り倒されて間もない草原には、こぼれ落ちた種などをついばむ鳥の群れ(ハト、ムクドリやスズメなど)がありました。
いつものことなのでボーっと眺めながら歩いていた折、派手な姿の♂キジがいるのに気が付きました。
キジも当方を察知したようで、いつものように姿勢を低くして地面に座り込みます。
かまわず歩いて行くと、ゆっくり立ち上がりました。
その時、すぐ近くにそれまで気が付かなかった(見事に茶枯れした草地背景に溶け込んでいた) ♀キジが熱心にエサをついばんでいるのにも気が付きました。
しばらくは食餌に夢中だったようですが、やがて気が付いた♀もゆっくりと♂の後に続いて草むら向かって消えていきました。
それを見届けて、さらに先に歩いて行くと、草地斜面に群れていたハトの集団に、新たに別の群れが舞い降りてきたのですが、その折に、平地に何やら複数の茶色の小さな塊が動くのも目に止まり、なんとなくシャッターを切りました。
肉眼ではその時わからなかったのですが、原画をみて、キジの親子(それなりに生長した子キジ7羽 ) だったことがわかりました。
ゆっくり追っかけていくと母キジは草叢の傍で立ち止まってこちらを警戒しています。
そこで歩みを止めてじっと見ていると、草地に伏せて隠れていた子キジが姿をみせ、やがて連れ立ってゆっくり草藪に消えていきました。
さらに池を半周して反対側の草地でまた別の♂キジを目にしました。
(国鳥でありながら狩猟鳥でもある”美味しそうな”キジ。但しここは禁猟区なので安心。)
一度にこれだけのキジを観察したのは初めてでした。今シーズンは池に釣り人の姿はなく、草原の運動広場のにも人の動きが無いので安心して暮らしているのかも・・・
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◆ 報道によれば(日本時間29日)世界の新型コロナウイルス累計感染者数は1000万人を超え、死者数は50万人を突破し、収束の兆しも見えないという。
日本発の有用・有効・安全なワクチンの開発に期待しています。